【FFTCG】対戦デッキ「魔法対剣」の限定カードとプレイングガイドを紹介!

『FINAL FANTASY TRADING CARD GAME』の公式記事連載。今回は9月13日(金)発売の対戦デッキ「魔法対剣」を紹介します。

皆さん、こんにちは。カードゲーマー編集部の編集(川)です。
9月13日(金)に『FFTCG』の新アイテム、「対戦デッキ 魔法対剣」が発売されます。

この「対戦デッキ 魔法対剣」は名前のとおり買ってすぐ対戦できる2つのデッキがセットになったもので、これから『FFTCG』を始めようという方にぴったりのアイテムです。
また、限定カードも封入されているのですでに『FFTCG』を遊んでいるプレイヤーも、これを手に入れることでデッキに新しいカードを入れてカスタマイズすることができます。

今回はこの「対戦デッキ 魔法対剣」に収録されている2つのデッキの簡単な使い方を解説しつつ、それぞれのデッキの限定カードを紹介していきます。

◆「魔法」デッキ

「魔法」デッキは火・土の2属性で組まれたデッキです。

●「魔法」デッキ:デッキリスト

カードNo. カード名 枚数
フォワード(24枚)
10-132S ティナ 3
5-002R アヤメ 3
7-004C イフチー 3
10-135S ケフカ 3
10-136S シャントット 3
5-086L セシル 3
9-062H ヴィンセント 3
10-140S 暗闇の雲 3
バックアップ(17枚)
10-131S エース 3
2-009R セルフィ 2
8-007C 黒魔道士 3
3-096R リディア 2
5-082C 採掘師 2
5-094R モモディ 2
7-079C 風水士 3
召喚獣(9枚)
2-002C イフリート 2
5-019L フェニックス 3
7-005C イフリート 2
5-077H カーバンクル 2

限定収録カードは【10-131S】《エース》、【10-132S】《ティナ》、【10-135S】《ケフカ》、【10-136S】《シャントット》、【10-140S】《暗闇の雲》の5種類。
ちなみにどちらのデッキにもこれらの限定カードは各種3枚ずつ入っているので、1つ買えばゲームに最大限必要な枚数がそろうようになっています。

それでは各カードを見ていきましょう。

2コストで5000ダメージor追加コストとあわせて5コストで9000ダメージを選べるバックアップ。

序盤に相手の小型フォワードを倒してもよし、【5-002R】《アヤメ》imageなどと組み合わせてもよし、単体でも大型に対処可能という器用さが光ります。

また、序盤に出したこれを【9-062H】《ヴィンセント》imageでブレイクしてから2枚目を出して、再び除去のアビリティを使うというのも強力です。

続いては【10-132S】《ティナ》。

フィールドに出たときに召喚獣を1枚回収できます。EXバーストもついているのでゲームが進めば自然とアビリティを使えそうですね。
そしてもう1つのアビリティで、召喚獣を召喚するたびにフォワード1体に2000ダメージを与えられます。

このデッキにはダメージを与える召喚獣がたくさん入っていますから、それらとあわせてより強大なフォワードを倒せたり、別のフォワードにもダメージを与えられます。

また、パワーの低いフォワードを選ぶと解決時に手札に戻る【5-077H】《カーバンクル》imageとはコンボします。2コストで召喚するたびに2000ダメージを与えられるので、本来のパワー強化とあわせて相手は対応しにくくなるでしょう。

次は土属性の2枚を見てみましょう。まずは【10-135S】《ケフカ》。

アタックするたびにお互いのフォワードをブレイクしてしまいますが、自分はカードを引けるので相手より早くリカバリーできるでしょう。
【7-004C】《イフチー》imageのような、ブレイクゾーンに置かれたときのアビリティを持っているフォワードをブレイクすればさらにスキを減らせます。

また、相手のキャラクターがブレイクされたときにカードを引けるアビリティは、【10-135S】《ケフカ》のアビリティでブレイクしたとき以外にも発動します。
【5-086L】《セシル》imageなどでフォワードをブレイクしたときにもカードを引けるのでお忘れなく。

続いては【10-136S】《シャントット》。

9コストと非常に重いですが、相手が7体以上のキャラクターを展開していたら6コストでプレイできるようになります。

フィールドに出たときには相手のキャラクターをブレイクするか、こちらのキャラクターを増やすことができるので、状況に応じていいほうのアビリティを選びましょう。

このデッキは先手を取ってうまく回っているときはどんどん相手のフォワードをブレイクしていけるので、コストが6に下がることはあまりないでしょう。
どちらかというと後手になって相手に攻められているときに6コストで出し、逆転の糸口にするカードと考えて使うのがよさそうです。

【9-062H】《ヴィンセント》imageを復活させれば一気にフォワードを2体出しつつ、【9-062H】《ヴィンセント》imageのアビリティでフォワードを除去して……と、1枚で3手ぶんの働きをしてくれるでしょう。

「魔法」デッキの最後は闇属性の【10-140S】《暗闇の雲》。

毎ターン、デッキのカードを1枚ずつ除外しつつパワーを上げていき、ブレイクされたらそのうちの1枚を手札に加えられます。フィールドに出したターンにすぐ倒されなければそのターンの終わりには1枚カードを除外してパワー8000になり、続く相手のターンで倒されたとしてもカードを1枚手に入れられるため大変お得です。

相手からすると、フィールドに出たターンにすぐ倒さないとパワーは上がるしカードは引かれるしでどんどん状況が悪くなってしまいます。3コストと軽いので、早いターンから出して相手にプレッシャーをかけていきましょう。

◆「魔法」デッキのプレイング

続いて「魔法」デッキの簡単なプレイングガイドをお届けします。
このデッキの主力は4コストの【10-132S】《ティナ》や【10-135S】《ケフカ》なので、最序盤にバックアップを2体置くことを意識しましょう。

▲初手からの展開例。1ターン目に【8-007C】《黒魔道士》image、2ターン目に【3-096R】《リディア》image、3ターン目に【10-132S】《ティナ》……というふうに展開していくといいでしょう。

中盤以降はバックアップを少しずつ追加で出していき、最終的には5体出すようにしましょう。
お互いにダメージを受けていく中盤以降はフィールドに出したときに相手のフォワードをブレイクできる【5-086L】《セシル》imageや、同じく除去ができる【10-136S】《シャントット》などが主力となるので、バックアップはいくらあっても困りません。

【10-132S】《ティナ》と【5-077H】《カーバンクル》imageのコンボもコストをたくさん払えればそれだけ強力になります。

また、【10-140S】《暗闇の雲》があるときはバックアップ1体から展開していってもいいでしょう。

▲初手の別パターン。こういう手札の場合は1ターン目【7-079C】《風水士》imageから2ターン目に【10-140S】《暗闇の雲》を出して攻めていくのも有効です。

【10-140S】《暗闇の雲》は【5-019L】《フェニックス》imageや【10-136S】《シャントット》で復活できたり、【5-094R】《モモディ》imageでブレイブを付与することで高いパワーを攻防に活かせたりと、いろいろなカードとプチコンボを形成します。
【10-140S】《暗闇の雲》や【10-136S】《シャントット》といった高パワーのフォワードや、【10-132S】《ティナ》と召喚獣のコンボで盤面を制圧するのが「魔法」デッキの基本的な戦いかたとなります。

 

◆「剣」デッキ
続いては「剣」デッキです。「剣」デッキは風・雷の2属性で組まれています。

●「剣」デッキ:デッキリスト

カードNo. カード名 枚数
フォワード(29枚)
10-133S ヴァン 3
10-134S カイン 3
4-054L オニオンナイト 3
5-050H アデル 2
7-062R ホープ 3
10-137S ライトニング 3
1-125R オニオンナイト 3
4-115L ライトニング 3
5-099H イルーア 3
10-139S オニオンナイト 3
バックアップ(17枚)
1-079R ノラ 2
5-066R パンネロ 2
6-058R モーグリ [XI] 3
7-060R バルトロメイ 2
10-138S ラムザ 3
1-121C 赤魔道士 2
5-114C 砲撃士 3
召喚獣(4枚)
5-062L ディアボロス 2
7-103C ラムウ 2

「剣」デッキの限定収録カードは【10-133S】《ヴァン》、【10-134S】《カイン》、【10-137S】《ライトニング》、【10-138S】《ラムザ》、【10-139S】《オニオンナイト》の5種類です。

それでは各カードを見ていきましょう。

フィールドに出たとき、デッキの上5枚からコスト3までのフォワードを呼び出すことができます。【7-062R】《ホープ》imageや【5-099H】《イルーア》imageなどの強力なフォワードを呼び出すことができれば一気に盤面を強化してくれるでしょう。

続いては【10-134S】《カイン》。

ヘイストで奇襲をかけられ、かつ戦闘以外ではダメージを受けないので、相手のブロッカーがいない状況で出せば高い確率で1ダメージを稼げるでしょう。
3コストのフォワードなので【10-133S】《ヴァン》のアビリティから飛び出してくることもあるはずです。

仮に、相手がブロッカーを用意して構えていても、スペシャルアビリティの存在によりプレッシャーをかけられます。スペシャルアビリティを使うときも、対応してダメージを与える召喚獣などで除去されないのは心強いですね。

次は雷属性から【10-137S】《ライトニング》。

出す前にフォワード2体以上でアタックしていれば、わずか1コストになります。
このデッキはフォワードの展開力が高く、またヘイストを持つフォワードも複数入っているので1コストで出せる確率も高くなるでしょう。

自身もアタッカーとしてじゅうぶんなパワーを持っていますが、さらにスペシャルアビリティでフォワード2体をダルにできます。このデッキのフォワードはパワーの低いものも多いので、それらをサポートするときに使いましょう。

雷属性2枚目の限定カードは【10-138S】《ラムザ》。

フィールドに出したとき、デッキの上3枚からフォワード、バックアップ、召喚獣の3種のうちそれぞれ異なるタイプのものを手札に加えられます。

このデッキにはモンスターが入っていないので「フォワード3枚」とか「バックアップ3枚」ということにならなければ、大抵は2枚以上カードを引けます。『FFTCG』ではカード1枚が2コスト相当なので、実質1コストで出せるカードと言えます。さらに運がよければカードを3枚手に入れて、手札を減らすことなくカードを展開できるでしょう。

別の見方をすれば、【10-138S】《ラムザ》は手札を入れ替えるカードとも考えられます。【10-137S】《ライトニング》や【10-134S】《カイン》のスペシャルアビリティを使いたいときに出してカードを探しに行くのもいいでしょう。

「剣」デッキの最後は光属性の【10-139S】《オニオンナイト》です。

ダメージを与えると確実に《オニオンナイト》をサーチできるアビリティと、状況に応じて使い分けられる2種類のスペシャルアビリティを持っています。

出したターンに「流剣の舞」でダメージを与えて《オニオンナイト》をサーチし、それを使っての「メテオ」で相手のフォワードを除去できれば大きなアドバンテージとなります。「剣」デッキの2つの特徴を1枚で体現しているフォワードと言えるでしょう。

また、このデッキにサーチ対象は【10-139S】《オニオンナイト》以外にも3種類が収録されているので、スペシャルアビリティのコスト確保にとどまらない柔軟な運用が可能です。

◆「剣」デッキのプレイング

「剣」デッキについても、簡単にプレイングの解説をしておきます。

このデッキの主力は3、4コストのフォワードなので、序盤は引いたカードのコストにあわせてバックアップを2~3体出していきましょう。

▲初手からの展開例。1ターン目【6-058R】《モーグリ [XI]》、2ターン目【10-138S】《ラムザ》、3ターン目【10-133S】《ヴァン》でデッキからフォワードを出す……とできると強力です。

最終的にバックアップが4体になれば、手札のカードを無駄なく展開できるようになるでしょう。

次に主力となるフォワードを見てみると、

どれも強力なスペシャルアビリティを持っていることがわかります。「剣」デッキでは、これらを駆使してフォワード同士の戦闘で優位に立つことを目指します。

ヘイストを持つフォワードで積極的に攻めていき、相手がそれに付き合わなければそのまま速度で圧倒し、相手がブロックしてきたらスペシャルアビリティで討ち取るというのが理想のパターンです。

スペシャルアビリティで突破する以外にも、相手のフォワードに対処する手段はあります。

【4-115L】《ライトニング》imageは【カテゴリ(XIII)】のキャラクターがいれば、毎ターン相手のフォワードをダルにできます。このデッキには【7-062R】《ホープ》image、【1-079R】《ノラ》image、【7-060R】《バルトロメイ》imageが入っているので、条件を満たすのは難しくありません。

【4-054L】《オニオンナイト》imageはフィールドに出るかアタックするたびに3000ダメージを与えられます。スペシャルアビリティで【1-125R】《オニオンナイト》imageに変われば8000ダメージを与えられるので、これで相手のフォワードを対処してもいいでしょう。

ヘイストによる速攻をフォワードによる除去でサポートしてダメージを与えていくというのが「剣」デッキの基本的な戦い方となります。

 

◆終わりに

9月13日(金)発売の「対戦デッキ 魔法対剣」を紹介しました。

9月30日(月)発売の「カードゲーマーvol.48」では、この「魔法対剣」を開発課スタッフがアレンジしたデッキを紹介するので、こちらもぜひ読んでいただければと思います。

また、それに合わせて「魔法対剣」から『FFTCG』を始めたよ、という方に向けた簡単なカスタマイズデッキもこの公式記事連載で紹介しますのでお楽しみに。

それではまた次回の記事でお会いしましょう!