「カードゲーマー vol.1」の発売から早くも1週間あまり。
実際に購入していただき、すでに手にされている方も多いと思いますが、この号の目玉はなんといっても『ガンダムウォー ネグザ』の「ハーフデッキ&プレイシート」。
誌面には、15枚ずつ2つのデッキを作ってプレイするチュートリアルゲームの遊び方も掲載されていますが、ルールを理解したらハーフデッキどうしのガチの対戦もやってみたくなると思います。
実際、編集部内でもハーフデッキ2つを使用しての対戦が現在大ブーム巻き起こしていますので、今回はその感想と、ゲームの注目点をお伝えしていきます。
プレイしてみてまず感じたのは、とにかく「先に攻め手を作った方が断然有利」ということ。
もちろんハーフデッキということで、本国が30枚と少ないのが大きな要因ではありますが、新特殊効果である「ゲイン」が非常に強力で、アタックのたびに戦闘力が2以上上昇するのはごく当たり前。もちろんGサインが合わずに失敗することもありますが、そんなデメリットを補って余りある強さがあります。
このハーフデッキには優秀な軽量ユニットとゲインを利用する手段が多く含まれているので、早いターンからユニットを展開して、一度の攻撃で相手の本国を大きく削ることが可能となっています。
実際に編集部内の対戦では、先手1ターン目に《ザクII》を配備。2ターン目に《アイナ・サハリン》を《ザクII》にセット→ゲインを使用しての攻撃でグラフィックがめくれて一挙6ダメージ! といった、まさにゲインの真骨頂ともいえる展開も繰り広げられました。ゲインで本国をめくるときは、常に緊張度MAXですw
また気を使うのがGの置き方。『ネグザ』では、すべてのカードをGとして場に置くことができるので、ついつい戦闘能力に乏しい《アイナ・サハリン》や《ムサイ》を優先してGにしてしまいがちです。しかし前者は優秀なゲインを持っているし、後者はクイックと供給によって《シャア専用ザク》や《ゲルググ》といったゲイン持ちユニットを即座に出撃させることができるため、実はこのデッキの影のキーカードとも言えるのです。
現在編集部内で評価が高いユニットは《ギャン》です。格闘力が4と高く、ゲインを与えることで一騎当千の活躍を狙うことができます。また、戦闘ダメージを与えた際にコストを払うことで追加のドローを得られるので、非常に効率のいいカードとなっています。
その他に、《グフカスタム》も注目です。戦闘配備とゲインを持ち、格闘力も3と、場に出たターンに即座にゲインを絡めての大ダメージを狙える非常に優秀な性能を持っています。地球にしか出撃できないというデメリットはあるものの、場にいるだけで相手の攻撃を牽制することが可能なので、攻防どちらにおいても役に立つ使い勝手のいいユニットです。実際の対戦でも、相手の地球側からの攻撃を完全にシャットアウトしてくれました。こちらには《シャア・アズナブル》をセットして、常に「速攻」を与えられる状況が作れると、さらなる活躍を約束してくれるでしょう。
今回紹介したカードや戦術はまだまだほんの一部に過ぎません。
皆さんもぜひ、ハーフデッキを手に入れて『ガンダムウォー ネグザ』の魅力を体験してください!