ブシロードの新作デジタルカードファイト『トリプルモンスターズ』。
年間賞金総額1,000万円の賞金制大会「Evoker’s Tournament」の開催も決定し、今後より一層の盛り上がりが期待される本作について、プレイに役立つ攻略記事を何回かに分けて掲載していきます。
大会やゲーム内イベントが近くなればデッキ紹介や環境考察も行なっていく予定なので、『トリモン』ファンの方はよろしければチェックしてみてください。
第1回目となる今回は『「Evoker’s Tournament」に向けて始めてみよう!』という新規プレイヤー向けに、【風】【水】【雷】から各属性の特徴と集めておきたいカードを紹介します。
【風】属性 エヴォーカー:ソウ
特徴①:デッキ内を含む全モンスターの強化
エリア上のみならずデッキ内のモンスターを強化できる。
強化を重ねれば圧倒的なパワーで蹂躙できるが、その反面、未強化状態の1本目を落としやすい。特徴②:空きエリアにデッキからモンスターを召喚
自身のスキルで能動的にエリアを空けるほか、相手のダメージスキルを予測して展開することが可能。
ただし登場するモンスターはランダムなため、主戦術にする場合はデッキ構築でアタリ牌を増やす必要がある。特徴③:上昇値をx倍にする特異なスキル
他属性は基本的に「足し算」でパワー上昇を行なうが、風属性は多くの「掛け算」スキルを持っている。
自身のパワーの2倍を他モンスターにプラスしたり、上昇値を3倍にするスキルが代表的。
現状では2倍(2倍)→4倍(2倍)→12倍(3倍)まで可能なうえ、空いたエリアにモンスターを再展開するという選択肢も。
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- 《戦争と死の神オーディン》―――スキル発動後にデッキに戻る《ブレイドウイング・フェニックス》や《ハーピィの姫君クレス》との相性が抜群。後手であれば相手の除去スキルをカウンターできる。
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- 《風の精霊エアリアル》―――1ターン目になんとしても召喚したいモンスター。ある程度のパワーはあるため【C】強化と合わせれば勝ちも狙える。もし負けてしまったとしても十分にその価値はある。
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- 《ハーピィの姫君クレス》―――素の状態でも実質8000あり、バフが豊富な【風】では20000越えも現実的な数字。強力な高コストモンスターが多いため2コストというのもありがたい。
【水】属性 エヴォーカー:ユリア
特徴①:ドロースキルが豊富
他属性に比べドロースキルが豊富なため、安定した試合運びができる。
手札枚数をトリガーに発揮するスキルがあるほか、潤沢に手札を持てるので、
特定モンスターへの対策札を抱えておくことも容易だ。特徴②:敵全体へのダメージ
相手の【C】【L】【R】すべてのモンスターにダメージを与えるスキルも特徴の1つ。
ダメージ自体は控えめなものが多いが複数回それを行なえたりと、ダメージ強化スキルとの相性が抜群。特徴③:パワー強化の無効化
後攻を取得できれば、パワー上昇スキルを無効化して優位に立てる。
トータルパワーを比べ合うシステム上パワー強化が主戦術となるため、
強化を無効にするスキルは想像以上に強力。
無効化した場合には素のパワー勝負になるため基礎パワーをあげたいが、
後攻が取りづらくなるという欠点?も。
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- 《ルルドの貴婦人》―――後攻時にはほぼ確実に勝利できるほど強力。先攻であっても【風】相手にはパワーの積み立てを無効化できるため有効。常に手札に握っておきたいモンスターだ。
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- 《魔性の歌姫セイレーン》―――ありとあらゆる【L】【R】に対するダメージを無効にできる。おまけというには破格なスキルダメージ強化も持っており、水属性を象徴するようなモンスター。
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- 《ジャック・オー・フロスト》―――《三角水王 ミセリア》や《ウォーター・ドラゴン》といった複数回ダメージスキルと相性抜群。各属性にも同様のスキルはあるが、水属性がもっとも活躍できるだろう。
【雷】属性 エヴォーカー:モーリス
特徴①:魔力最大値を減少させ強力なスキルを放つ
魔力最大値を減少させることで本来より強化されたスキルを放つことができる。
以降展開できるモンスターに制限が掛かかってしまうデメリットがあるが、
魔力最大値が低い場合に強化されるモンスターでメリットに変わる。特徴②:ランダムダメージスキルとダメージトリガー
ダメージスキルは特定エリアを指定するものがほとんどだが、雷属性にはランダムなものが多い。
不確定はデメリットにも成り得るが、ダメージスキルの天敵ともいえる隠密を突破できたりとメリットも大きい。
また、他属性に比べダメージ強化スキルが豊富なほか、ダメージを与えることをトリガーに発動するスキルも。特徴③:先攻取得時に発動するスキル
先攻を取得した際に発動するスキルも雷属性の特徴。
追加パワー上昇やスキルダメージ強化など、コスト以上のパフォーマンスを発揮できる。
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- 《瑞獣キリン》―――【雷】ながら相手モンスターのパワーに関係なく強制送還させられるうえ、5コストと召喚しやすいのも◎。魔力最大値減少も勝負を決める一手ではデメリットに成り得ない。
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- 《グレート・サンダーバード》―――スキルダメージ強化と組み合わせることで飛躍的に強くなる。《ロック鳥》とはまさに最強タッグ! ストーリーで入手可能な点もありがたい。
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- 《レプラコーン》―――いわゆるバニラユニットながら、是が非でも先攻を取りたい【雷】では2コスト筆頭候補。魔力最大値が減った後でも2コストなので気にならない。
今回はここまで! 次回は残る3属性【幻】【火】【地】を紹介していきます。
討伐イベントのタイミングにあえば、効率のいい周回デッキなども紹介できたらいいですね!
『トリプルモンスターズ』は非常にシンプルながら遊びやすいゲームになっているので、もし未プレイの方がいたらぜひ一度遊んでみてください。
仕事の合間に……のつもりが気付けば熱中しているかもしれませんよ!
それではまた次回お会いしましょう。