【ヴァンガード】「My Glorious Justice」で始める「アクアフォース」デッキ!

6月14日に発売された『カードファイト!! ヴァンガード』の新エクストラブースター「My Glorious Justice(マイ グロリアス ジャスティス)」。今回はこのアイテムを使ったデッキ構築案を紹介します。

みなさまこんにちは。『ヴァンガード』のライター、神田一です。
ついに「My Glorious Justice」が発売されましたね!
このアイテムは「これだけで、3クランのデッキが組める!」と告知されている通り、トリガーユニットや完全ガードが収録されています。
つまりデッキに必要なカードがすべてそろえられる……言うなれば“ちょっと大型の構築済みデッキ”というセットなのです!

そこで今回は「My Glorious Justice」のカードだけでデッキを組んでみます。
愛用しているクランがしばらく強化されない……とお嘆きのファイター各位! ぜひこのセットで、もうひとつのデッキを組んでみませんか?

 

◆「My Glorious Justice」の注目カード

「My Glorious Justice」の収録クランは「ディメンジョンポリス」に「グランブルー」、そしてパッケージにもなっている「アクアフォース」。
いずれも個性的な戦略を持ち、コアなファンが多いクランですね。
それぞれのクランの注目カードを見ていきましょう。

《超次元ロボ ダイザウラス》

リアガードで活躍するタイプのG3ユニットです。
スタンダードでは、ヴァンガードのプレッシャーを増しながら《究極次元ロボ グレートダイユーシャ》のライド条件を満たすために使うことが多いでしょう。
VRの《超次元ロボ ダイライナー》と組み合わせて、クリティカル3のアタックから《グレートダイユーシャ》につながれば理想的です。

Pスタンダードにおいても、Gユニットのパワーとクリティカルをさらに上げられる独自性が評価されています。
特に、3回アタックできる《星葬のゼロスドラゴン スターク》との組み合わせは強烈です!

《氷獄の死霊術師 コキュートス》

高い攻撃力とドロップゾーンからの復活コールをあわせ持つ、文句なしの切り札です。
復活コールは山札を削るリスクはあるものの、CB1で2体コールが可能!ソウルにG3があれば、さらにコールできる枚数が増えます。
コスト効率は最強なので、リアガードは攻撃力や防御力に特化したデッキ構築でもいいかもしれませんね。

《大義の蒼翼 ファウロス》

「My Glorious Justice」で新たに登場した【蒼翼】は、ヒールトリガーをめくるとスタンドし、再度アタックやブーストが可能になるという超攻撃的な能力。
味方の【蒼翼】が増えると能力が強化されるものも多く、【蒼翼】を展開すればするほど強力な盤面を作り上げることができます!
盤面を埋め尽くした【蒼翼】が、ヒールトリガー1枚で全員がスタンド!という超連続アタックを狙いたいですね。

 

◆「My Glorious Justice」のカードを使ったデッキ案を紹介!

今回は「アクアフォース」の新たな名称【蒼翼】を最大限に活かしたデッキを構築しました。
使用したカードは「My Glorious Justice」で登場したカードのみ!
さらに強化する場合は、構築済みデッキ「蒼龍レオン」や、エクストラブースター「アジアサーキットの覇者」のカードと入れ替えましょう!

カード名 枚数 種類
グレード3(8枚)
蒼嵐覇竜 グローリー・メイルストローム 4
ハイドロハリケーン・ドラゴン 4
グレード2(10枚)
頑迷の蒼翼 シメオン 4
大儀の蒼翼 ファウロス 4
コーラル・アサルト 2
グレード1(15枚)
共感の蒼翼 マカリオス 3
共鳴の蒼翼 マクシオス 4
信念の蒼翼 バジリア 4
ブルーフォード・コマンド 4
グレード0(17枚)
ブローバブル・ドラコキッド 1 FV
蒼嵐水将 デスピナ 4
輝石通信のラッコ兵 4
索敵するカモメ兵 4
虹色秘薬の医療士官 4

●デッキのポイント
合計19枚採用した【蒼翼】のユニットを展開し、アタック回数で相手を追い詰めるデッキ構成になっています。
【蒼翼】の共通の能力は、ヴァンガードでもスタンドできるのが特徴!積極的にライドして、Vスタンドを狙いましょう。
また、序盤からリアガードを展開してダメージを稼いでいくのも重要です。

リアガードにコールしたいのは《頑迷の蒼翼 シメオン》。味方の【蒼翼】がいればパワーが11000になるため、アタックで倒されにくいのが特徴です。
リアガードが減るとアタック回数に大きく影響するため、できるだけリアガードを守るように立ち回るのがポイントになります。

G3になるとドライブチェックの数が増えるので、ヒールトリガーをめくる確率も上がります!
【蒼翼】ユニットは先にアタックし、次にヴァンガード、最後にその他のリアガードの順番でアタックしていきましょう。
ヒールトリガーとフロントトリガーをめくることができれば、パワーアップした全軍で超強力総攻撃をしかけることも可能です!

◆これまでのカードを使って強化する場合のオススメは?

今回のデッキは「My Glorious Justice」に収録されたカードだけで構築しています。
これまでのカードを使ってデッキを改良する場合は、G3と完全ガード、そしてトリガーを入れ替えたいところです。
リアガードが先にアタックすることが多い【蒼翼】と組み合わせる場合、1回目にアタックする必要がある《ハイドロハリケーン》よりも《ネイブルゲイザー・ドラゴン》などの方が使いやすいかもしれません。
アタック回数に関係のない《グローリー・メイルストローム》を活かすために《蒼嵐竜 メイルストローム》を採用するというのもいい方法でしょう。

また今回はG1の完全ガードを採用しましたが、G2以上のアタッカーを多くするなら、ドロートリガーの完全ガード《翠玉の盾 パスカリス》を採用するのがオススメ。
リアガード用のG3には、相手のトリガーチェックで発生した強化効果を相殺できる《ブレブボンバー・ドラゴン》などもいますから、アタッカーを増やす構築はアリです。
G1は12~13枚程度まで減らす構築も多いので、その分はG2以上のアタッカーにしても良いでしょう。

【アクセル】のトリガーは、フロントとクリティカルのどちらを多く採用するかで動きが変わってきます。
リアガードが先にアタックすることが多い【蒼翼】の場合は、クリティカル重視の方が安定します。フロント重視の場合は、ヒールと同時にめくった時の爆発力が魅力的です。
自分のプレイスタイルに合ったトリガーを採用したいですね。

◆終わりに

デッキを2つ持っていれば、デッキを強化する楽しみも2倍になります!
また“本命デッキ”が苦手としているクランタイプのデッキを使ってみることで、戦い方のヒントをつかめるかもしれません。
「My Glorious Justice」で、新しいクランのデッキに挑戦してみてはいかがでしょうか?

それでは、また次回の記事でお会いしましょう!