編集(松)です! 毎週火曜日は、現在ホビージャパンより大好評発売中の書籍「矢野通のオイシイ生活」に掲載されている、絶品お手軽レシピを再現していきます!
「矢野通のオイシイ生活」は、新日本プロレスに所属している人気レスラー・矢野通選手が、
これまでに体験された食にまつわるさまざまなエピソードを軽妙な筆致で綴った1冊とでございます!
本企画は、本書で紹介しているレシピを再現し、実際に食べてみることで、
その魅力を皆様にお届けすることができるうえ、私もお腹が満ちるというすばらしいものです!
第3回目となり、いよいよレギュラー企画っぽくなってきましたね!
今回は、矢野選手の工夫が溢れた逸品「長芋のコンフィ」に挑戦します!
コンフィとはなんぞや? という方にご説明いたしますと、フランスの調理法で、
ずばり油や砂糖で煮たり浸したりすることで保存性を高めるものです。
鴨やフォアグラなどを使ったものはちょっとお高めのレストランでも提供されていますし、
いわゆる砂糖漬けの果物もコンフィですね。
本来はオーブンなどを利用した本格的なものですが、
今回は沸騰した湯につけるということで調理工程を大幅に短縮したナイスなレシピを再現していきますよ!
作ってみた!記事バックナンバー
・第1回「チャーシュー」編
・第2回「マグロごま油」編
◆「長芋のコンフィ」づくりの材料と手順
材料と調理手順の確認です! 本に記載されているのは下記のとおり。
●材料(4人分)
長芋 200g
オリーブオイル 大さじ3
乾燥バジル 小さじ1/2
乾燥オレガノ 小さじ1/2
粒マスタード 小さじ1
塩 少々
胡椒 少々
●作り方
①:長芋は皮を剥き、2cm幅の輪切りにする。
②:ジップロックなどの密封できる袋に材料をすべて入れ、沸騰したお湯に入れて30分火をとおす。
要は素材を密封できる袋に入れて、お湯につけるだけですね!
今回も失敗の要素はありませんね!
なんと我が家には乾燥ハーブ(なんか不穏な字面ですね)があるんですよ!
長芋は買いに行きましたが、調味料は揃っていました!
しかし、私が小学生の頃はまだまだオリーブオイルなんて珍しいものでしたが、
今ではサラダ油・ゴマ油と同じくらい日常的な油になりましたね。
長芋を輪切りにしました! 今回もペティナイフ君に活躍してもらいましたが、長芋もすんなり切れない体たらくです。
やはり研いであげないといけないですね……。
ジップロックに長芋と、調味料を全部入れます!
正直、ハーブが多かったかなと思いましたが、細かいことを気にしないのが当コーナーですからね!
オリーブオイルを注ぎ込めば、なんだか良さげな感じになりましたよ!
鍋にお湯を沸かし、火を止めたらそこに袋ごとぶち込みます!
あとは蓋を閉めて30分放置です!
ここで紹介するレシピ、放置系が多いのは非常に助かりますね!
30分後、無事に完成しました! ハーブのいい香りです!
これは使用するハーブによって色々なバリエーションができそうですね。
残った油は調理に使ったり、アヒージョなんかに転用が利きそうですよ。
長芋はホックリしていて、実に素敵な出来栄えでした!
でも、長芋だけじゃあ物足りないなーと思っていたので、家にあった鶏むね肉としめじも、同じ手順で調理してみました!
もっとも、お肉なのでお湯につける時間は50分にして、味付けもハーブではなく塩麹を揉み込んでみました。
結果、大成功でした! パサつきがちな鶏むね肉もこの方法ならしっとり仕上がりましたし、
オリーブオイルのおかげか満足感もバッチリ!
もっともっと味付けや材料の研究のしがいがあります。みなさんもぜひご自分流にアレンジて試してみてください!
ではまた次回!