【フォトレポート&優勝者ミニインタビュー】10周年記念 ヴァンガード WGP 地区大会 東京会場が開催!

12月25日、26日の2日間、東京都のベルサール新宿グランドにて、『カードファイト!! ヴァンガード』の日本一ファイターを決める大型大会10周年記念 ヴァンガード WGP地区大会 東京会場が開催されました。

ここでは地区大会決勝が実施された2日目の模様を、会場写真と優勝者ミニインタビューでお届けします!

 

目次

■待望の大型イベントで会場は大入りに

会場内では全国大会出場をかけた大会のほか、フリーファイトやステージ、アプリ「ヴァンガードZERO」ファイトブースやパネル展示など、バラエティ豊かなサイドイベントを実施。
どのブースも大盛況で、フリーファイトは当日急きょ対戦テーブルを増やしたとのこと。ひさびさの大型イベントということもあり、思いっきりファイトを楽しみたい方が一堂に会していた印象を受けました。

 

なかでも注目したのは女性参加者の多さ。女性専用ファイトコーナーも常に賑わっていて、性別関係なく楽しめる雰囲気のイベントとなっていたのは興味深いポイントでした。

 

■全国大会出場を勝ち取った3名にインタビュー!

一方、メインイベントとなる地区大会では、グレード4ユニットを筆頭に強力なカードが追加された新ブースター「覚醒する天輪」発売からわずか2日後という、環境が激変する真っ只中で熱いファイトが繰り広げられました。

SNSなどの予想ではグレード4採用デッキが優位といわれていたものの、扱いなれてないファイターも多かったのか、予選から本戦に進むなかで練度の高い既存軸のデッキが徐々に巻き返していく形に。3ブロック、計12名の決勝ラウンド準決勝の時点ではグレード4採用デッキはわずか4デッキと、大混戦の模様となりました。

そんな先の読めない激戦を制した各ブロックの優勝者は以下の3名!

Aブロック優勝:ぱんぱーす選手

使用デッキ:【ブラントゲート】「ネルトリンガー」

 

Bブロック優勝:タクト選手

使用デッキ:【ドラゴンエンパイア】「ニルヴァーナ」

 

Cブロック優勝:えな選手

使用デッキ:【ダークステイツ】「ブルース」

 

優勝した3名の選手にはミニインタビューにもお答えいただきました。
※以下敬称略

―優勝おめでとうございます! 今の心境をお聞かせください

ぱんぱーす:カードゲームは『ヴァンガード』などいろいろ小学生からずっと続けていましたが、大型大会の優勝は初なので感無量です!

タクト:去年は秋の地区大会でプレイミスがあって優勝を逃してしまい、トラウマになっていたのですが、今回の優勝で克服できました!

えな:連覇ではないのですが、WGPは同じ東京大会で優勝した経験があったので、今回2冠を達成できてうれしいです!

 

―みなさんの「ヴァンガード」歴は?
ぱんぱーす:第1弾「騎士王降臨」から休止と復帰を繰り返していて、コロナと就活でそろそろ卒業かなと思っていました。そこで偶然Vスタンダードの大会をYouTubeで見て再燃し、友人の勧めもあってスタンダードで復帰しました。

タクト:ブレイクライドが初登場した「騎士王凱旋」から遊び始めて、8年間ずっと続けています!

えな:アクアフォースが登場した第8弾「蒼嵐艦隊」の頃から始めて、レギオンメイト編あたりでいちど休止していたのですが、Vシリーズで復帰して今まで続けています。

 

―今回のデッキを選んだ理由をお聞かせください
ぱんぱーす:実は前日まで「バスティオン」で出るつもりでしたが、回してみたところ難しすぎて、ミラーで当たったら不安になる浅さを感じたんです。そこでもうひとつ組んでいた「世界」採用の「ネルトリンガー」に切り替えたところ、すっとなじんで安定性も高かったので使用することにしました。

タクト:グレード4の《天輪真竜 マハーニルヴァーナ》採用型ではあるのですが、人気のオーダーを使った形は後半から攻めるスタイルで自分には合わず……。なので、登場時からずっとメインで愛用している、ビートダウンで攻め切るスタイルのデッキで挑みました。

えな:グレード4を含めていろんなデッキを回した結果、どの対面でも不利のないグレード4《ディアブロス “絶勝”ブルース》を採用した「ブルース」にしました。「ブルース」自体は前から使っていたので、練度の面でアドバンテージもあったかもしれません。

 

―デッキのMVPカードは?
ぱんぱーす:トークンを出すオーダー《蝕まれる月光》です。グレード2のターンから高打点の3回アタックができるようになり、早い段階からダメージを与えていくスタイルが大会環境に刺さりました。

タクト:ファーストヴァンガードに採用した《トリクスタ》ですね。後手の1ドローを捨てる代わりに、メインデッキの枠が空けられるので、より攻撃的なカードを詰め込めました。

えな:《ブレインウォッシュ・スワラー》と《パンデモニウム・タクティクス》のセットです。グレード4にペルソナライドがないぶん、下がりがちな前列パワーの底上げに役立ってくれました。

 

―大会中、印象に残ったファイトはありましたか?
ぱんぱーす:本戦2回戦で、ちょうど攻め切れる手札で展開していたところを6点ヒールされてピンチになったんですが、決勝戦では逆に自分が6点ヒールを引いて逆転優勝できたのが印象に残ってます!

タクト:本戦最終戦と準決勝の対「バロウマグネス」です。全く想定してなかったデッキで、最新カードでパワーが上がっててガード制限もあって、本当に完全ガードを何枚引けるかというギリギリなファイトでした!

えな:自分も「バロウマグネス」や「ネルトリンガー」が決勝トーナメントまで上がってくるとは想定してなかったので、どう戦うべきかなかなか苦戦しましたね。

 

―デッキの調整はどうやって行ないましたか?

ぱんぱーす:自分はカードゲームは情報戦だと思っているので、まず流行を調べてして取り入れたり、YouTubeで動画を見て情報収集をしました。そこからデッキを回してフィードバックしていく感じです。

タクト:自分は逆にひたすらにデッキを回して経験で覚えていくタイプなので、無意識にできるまでプレイングを洗練させようとがんばりました。

えな:今回は新弾発売から調整期間が短かったので、前日に友達に手伝ってもらって一夜漬けで調整しました。とはいえ早めに寝ちゃったんですけど(笑)

 

―ホームにしているカードショップはありますか?

ぱんぱーす:茨城の「わくわくらんど土浦店」と「カードショップさくら」です。

タクト:栃木の「バトロコ小山駅前」です。

えな:特にはありません。

 

―決勝大会に向けてひとこと!
ぱんぱーす:せっかく結果を残せたので、このまま全国優勝までがんばります!

タクト:『ヴァンガード』は楽しんでなんぼなので、好きなデッキで上り詰めます!

えな:最後まで楽しくファイトして全国優勝を勝ち取ります!

 

「10周年記念 ヴァンガード WGP」地区大会は今後も全9地区で開催予定!
当日参加できるサイドイベントも盛りだくさんなので、気になった方はお近くの会場にぜひ遊びに行ってみてくださいね。

 

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