『FINAL FANTASY TRADING CARD GAME』の公式記事連載。ここでは4月15日に開催された「カードゲーマーPresents スプリングフェスタ」の模様をお届けします。
◆「カードゲーマーPresents スプリングフェスタ」レポート
皆さんこんにちは。カードゲーマー編集部の編集(川)です。
4月15日に東京、秋葉原にて「カードゲーマーPresents スプリングフェスタ」が開催されました。
これは「MASTERS2018」や、先日開催された「名人位決定戦」のような競技性の高い大会とは逆に、よりカジュアルに『FF-TCG』を楽しんでもらおうという趣旨のイベントです。
当日は初心者向けの講習会やスターターデッキを使ってのトーナメント、既存プレイヤーに向けては変則ルールを導入したエクストリームランダムバトルや「Opus」シリーズから選りすぐりのカードを使ってのオールスタードラフトなどさまざまな形式でのゲームが楽しめました。
また開場直後から、まだ『FF-TCG』を遊んだことがないと見られる友人を伴って来た方がスターターセットを片手にルールを教えながら一緒に遊んでいたり、今はあまり遊んでいないけれど昔は熱心にプレイしていたという方が「手軽に楽しめるなら」ということでいらっしゃったりと、新旧のプレイヤーが思い思いのスタイルで『FF-TCG』を楽しんでいたのも印象的でした。
私も取材の合間にエクストリームランダムバトルとオールスタードラフトに参加しました。
エクストリームランダムバトルの1回目では「すべてのオートアビリティと召喚獣はEXバーストを持つ」という追加ルールが与えられました。
これにより対戦中は【1-134R】《ゴルターナ公》がめくれればサーチ、【1-123R】《オーディン》がめくれればフォワードをブレイクなど普段ではありえない、まさにエクストリームなゲームとなりました。
2ゲーム目では「同名、同カード番号のキャラクターをフィールドに出せる」というルールが追加され、それぞれ2枚の【1-083H】《マリア》と【2-050H】《アルクゥ》によりパワー11000となった【3-053C】《狩人》が大暴れするという、これまた普通のゲームではできない動きができました。
オールスタードラフトは、従来の『FF-TCG』のドラフトとはセオリーが大きく異なる独自のゲーム性を持ったものになっていました。
これまでのドラフトではなるべく攻める側に立ち、相手にリソースの消耗を迫ることが非常に重要でした。しかし、オールスタードラフトではバックアップや召喚獣に強力なものがたくさんあり、フォワードを展開しても除去されることが多く、ただ攻めているだけでは相手に対処しきられて逆にこちらがリソース不足になってしまうと感じました。
一度遊ぶと「こういうデッキ構築もアリなのか」と発見が多く、ついもう1回、もう1回と遊んでみたくなる中毒性がありました。
同じカード番号のカードは1枚しかプールに存在しないため、遊ぶたびに同じ属性の組み合わせであってもまったく違ったデッキになるのもオールスタードラフトの魅力でしょう。
オールスタードラフトのカードプールはこちらで公開されていますので、もし会場で遊べなかったという方はカードプールを自作して友人などと遊んでみてもいいでしょう。
イベントの最後にはさまざまな『FF-TCG』ゆかりのアイテムが当たるお楽しみ抽選会が開かれました。
抽選会では『FINAL FANATASY』シリーズのクリエイター陣によるサイン入りカードや、日本では配布されていない海外のイベント限定のサプライ品などが景品として提供されていました。
なかには1人で複数回当選するラッキーな方もおり、当選番号が発表されるたびに会場は拍手に包まれていました。
また、カードゲーマー編集部からも「カードゲーマー1年分」(2018年5月発売号から1年間、自宅に新刊が届く!)の景品を提供し、これもある幸運なプレイヤーの方に贈られました。
当選された方、おめでとうございます!
◆次の「スプリングフェスタ」は、5月6日(日)京都!
こうして東京での「カードゲーマーPresents スプリングフェスタ」は閉幕しました。
なお、当日の模様はカードゲーマー誌上で連載されている「カードの細道Z」の作者である森永みぐ先生によってレポート漫画として後日掲載しますのでお楽しみに。
「カードゲーマーPresents スプリングフェスタ」、次回は5月6日(日)に京都にて開催となります。
『FF-TCG』はもちろん、ゲームの『FINAL FANTASY』シリーズが好きという方も楽しめるイベントになっていますので、こちらのイベントにもぜひ多くのプレイヤーさんにご来場いただければと思います。
それでは、また次回の記事でお会いしましょう!