ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社が今年より開始した「マジック:ザ・ギャザリング ユース アンバサダー プログラム」。これは、世界を舞台に活躍することを目指す子どもたちに向けて、『マジック:ザ・ギャザリング』を通じて語学や国際情勢の勉強だけでなく、異国の空気や文化、価値観と触れ合う機会を創出し、知性と感性を磨く特別な体験を提供したいという思いから生まれた育成支援プログラムだ。
7月24日(月)に、このプログラムの第一期ユースアンバサダーとなる、全国約300名の応募者の中から選ばれた5名の少年少女をお披露目する記者発表会の模様をお届けする。
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▲写真左手前から、中島継人くん、石井明日葉さん、舩曳倫太郎くん、岡林美伶さん、木原悠生くん。写真奥は厚切りジェイソンさん。
記者発表会では、最初にウィザーズ・オブ・ザー・コースト社 シニア ゲーム&ブランド開発を務める真木孝一郎氏が登壇し、「子どもたちの夢と希望を叶えるようにお手伝いをしたい」と本プログラムの主旨を説明。次に同社のアソシエイトブランドマネージャーの岩崎宏美氏が、世界共通の言語とも言える『マジック』を通じて、世界で活躍する一流のプロフェッショナルたちとの交流を参加する子どもたちに提供していく」と話してくれた。
続いてお笑い芸人であり、IT企業の役員も務める厚切りジェイソンさんがステージに登壇。世界の人と交流することで新しい発想やアイデアが生まれる。そのことで人はどんどん成長していくと、本プログラムについて高い期待感を持って評価。また、自身が中学・高校生のころに『マジック』をプレイし、ショップの大会で優勝した経験があるエピソードも披露してくれた。
中島継人くん(千葉県・中学1年生)
夢は国際弁護士となって世界で活躍することと話す継人くん。今回のプログラムに参加して、新しい友だちと出会い、知らない世界を見てみたいと語ってくれた。また、最後には現在勉強中の英語で自己紹介も披露してくれた。
舩曳倫太郎くん(兵庫県・中学1年)
中学生で『マジック』のプロプレイヤーになって、世界中の人と戦いたい、と目標を語る倫太郎くん。『マジック』はお父さんの勧めで始めたが、すでに腕前はお父さんを超えているとも話してくれた。
岡林美伶さん(兵庫県・中学2年)
美伶さんは、第一期ユースアンバサダーのメンバーの中では最年長となる中学2年生。「世界中の人を笑顔にしたい」と話し、ダンスやギターなどにも現在は挑戦中と発表。さらにステージ上で、得意のヒップホップダンスを披露してくれて、会場を大いにわかせてくれた。
石井明日葉さん(茨城県・中学1年)
プログラミングの勉強をしているという明日葉さん。「世界で役立つソフトを開発したい」と夢を語り、『マジック』は国内大会に参加したり、友だちを自宅に集めて大会を開いたりしていることも語ってくれた。
木原悠生くん(神奈川県・小学6年)
今回のメンバーの中では最年少となる、小学6年生の悠生くんの将来の夢は「ガンの研究者になること」。研究者になって病気の人を救いたいと語ってくれたほか、趣味の泥団子づくりについても熱く語ってくれた。さらに得意なカラオケも披露してくれるなど、取材陣をおおいに楽しませてくれた。
ユースアンバサダーに選ばれた5人は、まずは今週末の7月28日(金)~7月30日(日)に京都で開催されるプロツアー「破滅の刻」を見学し、8月にはアメリカ・シアトルにあるウィザーズ・オブ・ザ・コースト社やマイクロソフト、アマゾンなどの世界で活躍する企業を訪問するほか、さまざまなプロフェッショナルたちとも交流するという。
日本発の試みとして実施する「マジック:ザ・ギャザリング ユース アンバサダー プログラム」、そして『マジック』やさまざまな出来事、出会いを通じて世界に羽ばたこうとする子どもたちの今後の活躍に期待したい!