スクウェア・エニックスが展開する『FINAL FANTASY Trading Card Game』の公式記事連載。今回はこれから『FF-TCG』を始めようかなと思っている方や、最近『FF-TCG』を遊び始めたよ、という方に向けて『FF-TCG』の魅力を前編・中編・後編の3ステップにわけてお伝えします。特に『FINAL FANTASY』シリーズのファンの方に魅力が伝わるようにしてみましたので、原作ファンの皆さんは必見ですよ!
『FF-TCG』公式サイトのビギナープレイヤー向けコラム「初心者の館」と合わせてお楽しみください。
記事中編:『FF-TCG』の始めかた
記事後編:『FF-TCG』のルールをおぼえよう!
◆『FF-TCG』とは?
『FINAL FANTASY Trading Cardgame(FF-TCG)』は『FINAL FANTASY』シリーズの人気キャラクターたちが戦うトレーディングカードゲーム(TCG)です。
新旧を問わずさまざまな『FINAL FANTASY』シリーズが参戦しており、同作品のキャラクターを集めたデッキを組むことも、作品の垣根を超えた夢のオールスターチームを組むことも可能。TCGファン、そしてすべての『FINAL FANTASY』ファンにおすすめできるカードゲームです。
ズラリと並んだ『FINAL FANTASY』シリーズの主人公たち。最近のタイトルであるアーケード版の『DISSIDIA FINAL FANTASY』はもちろん、発売が待ち遠しい『FINAL FANTASY VII REMAKE』の画像までいち早くカードになっているのはうれしいですね。
こちらは『FINAL FANTASY V』の主人公、バッツ。同じキャラクターでも天野喜孝氏によるバッツ、『DISSIDIA FINAL FANTASY』のバッツ、アーケード版『DISSIDIA FINAL FANTASY』のバッツと、いろいろな姿が見られるのは作品の枠を超えてキャラクターたちが活躍してきた『FF』ならではといえるでしょう。
◆『FF-TCG』の特徴
1.『FINAL FANTASY』シリーズの歴代キャラクターが集合!
ナンバリングタイトルはもちろんのこと、『TACTICS』や『零式』、『WORLD OF FINAL FANTASY』など、さまざまな作品がカード化されています。第3弾にあたる「OpusIII」の時点でカード種類数は約500種。きっとあなたの好きな1枚が見つかるはずです。
ナンバリングタイトル以外の作品も数多くカード化されています。今秋発売予定の「OpusIV」以降、さらに参戦作品は増えていくことが期待できます。
2.原作の名シーンをカードで再現!
敵・味方を問わず、カード化されたキャラクターたちは原作のイメージを大切に、ときには印象的なエピソードを再現する形で作られています。原作をプレイ済みの方であれば、きっとニヤリとできるようなカードがたくさんあるはず。
バックアップ(仲間)が集まれば強くなる《ラムザ》と、対照的に仲間を犠牲にしながら戦場に降り立つ《ディリータ》。道を違えてしまった、二人の生き方を物語っているかのようです。
要約すると「そのターンは攻撃できないが、次のターンに2倍のパワーで攻撃できる」と書いてあります。それすなわちカインの十八番、ジャンプ!
《ルビカンテ》が攻撃すると、相手が全員アクティブ(行動済状態から未行動の状態)になります。さあ!回復してやろう!
3.『FF-TCG』でしか見られない描き下ろしイラストも!
2017年8月現在発売されている「OpusIII」までは原作のイラストを使用していますが、「OpusIV」以降は描き下ろしイラストが収録されることが予告されています。今後は、よりコレクション性も高まっていくことでしょう。
「OpusIV」収録予定の《デブチョコボ》。『チョコボの不思議なダンジョン』シリーズや『FINAL FANTASY CRYSTAL CHRONICLES』シリーズでおなじみ、板鼻利幸さんによる描き下ろしです。公式イラストレーターの方の新規描き下ろしはうれしいですね!
4.やりごたえのあるゲームシステム!
カードゲームである以上、ゲームとしてのおもしろさは何よりも大事。『FF-TCG』は『FINAL FANTASY』シリーズの要素を取り入れつつ、ゲームとしてもやりごたえのあるものになっています。
原作の戦闘システムさながらに「今は攻めるべきか、守りを固めるべきか? それとも召喚獣を召喚して一発逆転を狙うか?」という風に様々な選択肢が存在するのがこのゲームの特徴。また、相手の行動に対していろいろと割り込みができるため、何もできず一方的にやられてしまうこともありません。
考え抜いた戦略が見事にハマり、勝利をつかんだときの爽快感。これは対戦型のゲームでなければ味わえないでしょう。
5.世界中で遊ばれている大人気カードゲーム!
『FF-TCG』の展開は、日本国内にとどまりません。2017年8月現在、日本語以外にも英語・フランス語・ドイツ語・スペイン語・イタリア語の計6言語で展開中! 各地でたくさんの大会が開かれており、原作の『FINAL FANTASY』シリーズと同様に、まさしくワールドワイドな広がりを見せています。
ここまで、簡単に『FF-TCG』とはどういうアイテムかを解説しましたが、いかがでしたか?
なるほど、実際にやってみたい!と思った方は次の記事へ!