『Shadowverse』の記事連載。今回は『Shadowverse』大好きプレイヤー、ねこばたけさんのコラムを掲載。12月に開催される世界選手権への楽しみをつづります。
みなさんこんにちは!
ねこばたけです。
もう肌寒くなってきましたね。
夏が終わってもう秋、そして冬がやってきます。
冬が…
冬…
そう、冬と言えば『Shadowverse』の世界大会である「Shadowverse World Grand Prix 2018」開催の季節ですよね。
その季節がもう目前に迫っているのです。
というわけで今回は、2017年に行われた「Shadowverse World Grand Prix 2017」で私が思ったこと、感じたことをお伝えしつつ、今年の世界大会に思いをはせていきたいと思います。
昨年の世界大会は優勝賞金50000ドル(約500万円)でした。これだけでもゲーム大会の賞金としては破格ですが、今年はなんと20倍の1,000,000ドル(約1億円)だそうですね。
私も1億円欲しいです。
今年の世界大会は昨年よりも20倍、いや、それ以上に盛り上がるのかなと考えるといまから本当に楽しみです。
さて、去年の世界大会、日本人選手は12名参戦されていました。
実は私は「ま選手」を応援しておりました。
世界大会の4か月ほど前にふぇぐ選手、ま選手と対戦できるイベントに参加していて、その際に実はま選手と対戦したことがありました。
私はそのとき初めてトッププレイヤーとバトルするという経験をしました。
使ったのはもちろん愛しの「レオニダスデッキ」です。
ま選手は「エルフデッキ」を使ってらっしゃいました。
8ターン目で負けました。
/悔しい\
閑話休題。
世界選手権では初日の予選ラウンドで12名の日本人選手と12名の外国人選手がぶつかりあい、8名の方が勝ち上がり2日目の決勝へと進みました。
そのなかにま選手はいらっしゃらなかったのですが、私を完膚なきまでに叩き潰した、ものすごい強いプレイヤーの方でも世界選手権2日目への進出は難しい挑戦だったのだと思うと本当に興奮してきました。
ひとつひとつの試合に見入ってしまい、選手の右手が光ったときや、逆にカードに恵まれなかったとき、ランダム要素のはずなのに狙ったような素晴らしい一撃を決めたり、試合中に起きたひとつひとつの出来事に一喜一憂していました。
私がいつも使っているカードとは同じに見えませんでしたし、今一番欲しいカードをどうしてそこで引いてくるのだろうと興奮してうれしくて思わず拳を握りしめてしまう場面もたくさんありました。
それは決勝戦の最後、紅茶/PaR選手とAkamarured選手の試合のとき。
BO5の3試合目で、それまでAkamarured選手を何度か追い詰めた紅茶選手ですが、2本先制されてしまい後がない状況でした。
1戦目に選択したデッキはヴァンパイア、2戦目もヴァンパイアでした。
運命の3戦目、紅茶選手はヴァンパイアを選択しました。
本当に驚きました。
私だったら、2度負けてしまったデッキを使い続ける勇気はないからです。
負ければもう結果が決まってしまう場面で、しかもここは世界大会で、同じデッキを使い続けることってどれだけ勇気がいるのだろうと、世界大会から一年が経とうとしている今でも考えてしまいます。
重要な選択を迫られた時に、冷静に全力で最善の手を考え選択する。
試合を見るたびにそんな場面を何度も見てきましたが、一番衝撃を受けた出来事でした。
そして、そんな運命の3戦目、なんとAkamarured選手の使うビショップに勝利したのです。
そのまま4戦目、5戦目と紅茶選手が勝利し世界王者となったのです。
最後、試合が終わった後の歓声に包まれた会場、試合を終えた選手の皆さんを見て、言葉に言い表せないほどの感動と、涙が出てしまうくらい嬉しくてたまらなかったのを覚えています。
2017年最高の締めくくりができたなあ…クリスマスにイルミネーションは見られなかったけど…と胸がいっぱいでした。
そしてその後はアフターパーティに参加いたしました。
アフターパーティには外国の方々もたくさんいらっしゃって、どひゃーと思いましたが「日本はどうですか」と聞いて回ると口をそろえて「サイコー!」とおっしゃっていただきました。
実は私海外渡航の経験がなく、「すごく遠い外国から来たすごい外国の方は日本のことをどう思っているんだろう…」と思っていて、ドキドキしながら聞いたのですが、「サイコー!」と言っていただけてうれしくて小躍りしました。
外国の選手の方からも「日本が好きでよく観光にも来るんだ」とおっしゃっていただけて、改めて日本は楽しいのだ!と思いました。
外国の配信などで実況解説されていた方もいらっしゃって、通訳の方を通してお話ししました。
「あなた『Shadowverse』が好きなんだね、しかもマスターランクまでやっているの!すごい!すごいよ!」
とマスターランクであることを褒められ、ブラボー!と拍手されました。
マスターランクだってことを褒められることが初体験でとてもびっくりしました。
マスターランクにいってからが『Shadowverse』だと思っていて、そこからグランドマスターになってBPをもりもり盛ったり、いろいろな大会に出て好成績をおさめたり、強いことが褒められることだと思っていたからです。
私は全然強くないので少し恥ずかしかったのですが、でもそこで改めて、こんなに『Shadowverse』を遊んでいたんだな、すごく好きなゲームなんだと実感して自分を褒めることができました。
その後いろんな外国の方と対戦をしました。
ここでも結構負けました。
/悔しい\
また、別の外国の方は、「外国ではスマートフォンアプリのゲームはPCゲームと比較するとあまりプレイされない。だからもっと広めたいんだ。」とお話してくださいました。
他のデジタルカードゲームに比べるとまだまだ外国では認知度が低いとおっしゃっていて、確かに日本ではこんなに盛り上がっているけれど外国ではどうなんだろう…と思いました。
こんな感じでアフターパーティにいた時間の8割は外国の方と交流していました。
その後は世界大会に出場されていた選手の方と対戦していただいたり、会場に用意されたご飯を吸い込んだりしていました。
たくさんの『Shadowverse』プレイヤーの方々とお話できて、本当に楽しくて心に残る経験でした。
今年の世界大会、見どころが沢山ありすぎて大変ですが、実際に会場で応援して、できる事ならアフターパーティの参加チケットをゲットされるのをとてもとてもオススメします。
まさしく世界トップの選手たちの繰り広げる熱戦は、生で見れば感動も何倍にもなります。そして、アフターパーティでは世界の『Shadowverse』好きなプレイヤーの皆さんと交流することができます。
それは、本当に素敵な経験になるはずです。
もちろん、私も今年の「Shadowverse World Grand Prix2018」、観戦しに行きます!
この記事を読んでくださっている皆さんとも、会場でお会いできたらうれしいです。
それではここまで読んでくださってありがとうございました。
「Shadowverse World Grand Prix2018」行くぞ~!!!!!!