【FF-TCG】これまでに公開された「Opus VII」のプレビュー・カードをおさらいしよう!

『FINAL FANTASY TRADING CARD GAME』の公式記事連載。今回はさまざまなメディアで公開されている11月2日(金)発売の最新ブースターパック「Opus VII」のプレビューカードをおさらいします。

皆さん、こんにちは。カードゲーマー編集部の編集(川)です。

11月2日(金)に待望の新ブースターパック「Opus VII」が発売されます。現在、日本を含め世界各地のコミュニティやWEBサイト、公式放送などで新カードが少しずつ公開されており、皆さん自分の好きなキャラクターのカード化はあるのかと、日々楽しみにされているのではないしょうか。

今回は、10月9日までに全世界で公開されたプレビュー・カードたちを日本語版で掲載します。
見逃していたよという人はもちろん、全カードを追っているという人にも“日本語版”では初めて公開となるカードも多いので、あらためてチェックしてみてくださいね!

◆火属性
火属性で現在公開されているのはこちらのカードです。

今回から参戦する『FINAL FANTASY LEGENDS 光と闇の戦士』のキャラクターが早くもオグロアキラさんの描き下ろしで登場しています。
《アイギス》と《ソール》のコンビは「Chapter」シリーズでも活躍したカードなので懐かしく思う方もいるのではないでしょうか。

【7-010L】《ジェクト》は条件を満たせば1コストでパワー9000、かつ対戦相手に直接1ダメージを与えるという破格のスペックを持ちます。「1コストでプレイされるとイヤだから、もう1体アタックできるけどダメージは3点で止めておこう」というプレイングが生まれたりするかもしれない、今後要注目のフォワードです。

今回『FFCC Ring of Fates』出典のカードを描き下ろしている板鼻利幸さんが手がけた【7-017H】《ミース》も火属性を含んださまざまなデッキで採用されそうなカードです。実質4コストでデッキからフォワードをサーチできるうえ、手札に複数引いてしまった光、闇属性のカードを別のカードに変えられたりするのも便利です。

強力なバックアップが増えるなかで「バックアップは5枚しか置けない」というルールに頭を悩ませることも増えてきました。
【7-020C】《ルールー》は、そんな悩みを使いやすい除去効果とともに解決してくれそうです。【5-165S】《ラーサー》imageや【6-108R】《イシュガルド教皇》imageなどをブレイクゾーンに置けば、さらなるアドバンテージを獲得できるでしょう。

◆氷属性
氷属性で現在公開されているのはこちらのカードです。

【7-025H】《クー・チャスペル》は【7-129H】《ガルデス》(闇属性のところで登場します)とシナジーがあるだけでなく、アビリティに選ばれないフォワードも状況次第ではダル、凍結させられる便利そうなバックアップです。

【7-033R】《スノウ》は氷単だけでなく氷土デッキなどでも活躍してくれそうです。土属性にもダル状態のフォワードを狙い打つ効果はたくさんありますからね。土氷デッキでは【1-091R】《アモダ》imageでサーチできるのもうれしいポイントです。

【7-035L】《セラ》はフィールドに出たときに大量のキャラクターを一気にダルにできる可能性を秘めたカードです。相手がアタックフェイズ中に召喚獣を召喚しようと構えていてもそれを妨害することができます。
また、ダル状態のフォワードを凍結することもできます。【カテゴリ(XIII)】のキャラクターはフォワード、バックアップだけでなくモンスターも充実しているので、コストに使えるカードはたくさんありそうです。

◆風属性
風属性で現在公開されているのはこちらのカードです。

今回『FFV』出典のカードを描き下ろしている松田俊孝さんの【7-049H】《ケルガー》が目を引きます。作品単であれば【3-108H】《ケルガー》imageと一緒に出せるので【3-108H】《ケルガー》image→【7-049H】《ケルガー》→【ジョブ(暁の四戦士)】のフォワードという怒涛の展開も可能です。
通常の構築戦でも【3-108H】《ケルガー》imageはスペシャルアビリティを持っているので【7-049H】《ケルガー》と一緒に風雷+土などの組み合わせで運用できるでしょう。

【7-054L】《チェリンカ》は【7-128H】《ユーリィ》(光属性のところで紹介しています)とセットでの運用で真価を発揮しそうなカード。2人でパーティーアタックするだけでフォワードをブレイクできるのは、風属性とは思えない破壊力です。

【7-059L】《バッツ》は多彩なスペシャルアビリティが楽しそうな1枚。【6-079L】《ミンフィリア》imageのようなブレイクゾーンから複数カードを回収できるカードでスペシャルアビリティのコストを確保し思う存分“魔法剣二刀流乱れうち”を楽しみたいですね。

◆土属性
土属性で現在公開されているのはこちらのカードです。

【7-067L】《ガラフ》は自分のターン中にブレイクされず、またブロックを強制するアビリティにより着実に相手のフォワードをブレイクしていけます。相手が全フォワードでアタックしてこようとしてもスペシャルアビリティでアタック不可にできるのでブレイクしたいフォワードを狙い撃ちにするのも難しくないでしょう。

『FINAL FANTASY XV』から【7-077L】《ノクティス》がついに参戦!
ダメージを受けたときに反撃するようなアビリティを持っていて相手のアタックをけん制できるほか【2-146H】《フースーヤ》imageのような、自分からダメージを受けていくデッキでも活躍してくれるでしょう。

【3-092L】《プリッシュ》imageや【4-092H】《プリッシュ》imageがブレイクゾーンに置かれたときのアビリティで出してよし、ゲーム中盤以降に軽くなったコストで出してもよしと不死身の《プリッシュ》軍団に頼もしいニューフェイスが加わりました。

◆雷属性
雷属性で現在公開されているのはこちらのカードです。

【7-087R】《エクスデス》は相手のブレイクゾーンからもカードを復活させられるユニークなカードです。『FF-TCG』ではフォワードを入れないデッキはほぼ存在しないといってもいいので、状況に応じた最善のカードを選べるという点でおもしろい働きをしてくれそうです。

「Opus VII」では新たなクリエイターとして小池紅美子さんが参加しており、各属性に描き下ろしのモンスターが収録されています。【7-089C】《クァール》もその1枚で、これらのモンスターは共通して「フィールドからブレイクゾーンに置いたときのアビリティ」と「手札から捨てたときのアビリティ」を持っています。
後者のアビリティは手札から捨てるだけなので実質0コスト、かつデッキの属性も問いません。【7-089C】《クァール》を捨てるとコスト1のモンスターをブレイクできますが、今後あらゆるデッキでこの効果が使えるようになるわけです。一見地味に見えますが、今後の環境に影響を及ぼしそうなカード群と言えるのではないでしょうか。

【7-096L】《ノエル》はフィールドに出たターンはパワー9000でヘイスト、アタックが通ればフォワード1体をブレイクという非常に強力な能力を持ち、多くの場合で相手はフォワードをブロッカーに差し出さざるを得ないでしょう。次のターンになっても【4-094R】《マジックポット》imageで交代すればまた相手に厳しい選択を押し付けられます。

◆水属性
水属性で現在公開されているのはこちらのカードです。

【7-108H】《キマリ》は【カテゴリ(X)】のキャラクターと【ジョブ(ガード)のキャラクターを強力に守ってくれます。両方の条件を満たす《ティーダ》と併用してもいいですし【ジョブ(カモメ団)】の面々も召喚獣からは守れます。【1-149H】《ルールー》imageのようなデッキのエンジンとなる、ブレイクされたくないカードを守るのにも使えますね。

【7-123R】《ヤーグ・ロッシュ》は各属性の《幻術師》や《召喚士》を除くと初めて収録された1コストのバックアップです。1コストなので【6-045H】《シド[II]》imageでサーチできます。アビリティは自分のバックアップを1枚手札に戻すというものなので【5-067R】《ミューヌ》imageなどと合わせてコンボやシナジーが形成できるかもしれません。

◆光、闇属性
光、闇属性で現在公開されているのはこちらのカードです。

【7-127L】《ユウナ》は召喚獣を多めに投入したデッキならしぶといフォワードとして活躍しそうです。デッキの一番上のカードを【3-125C】《うたかたの召喚士》imageなどで召喚獣にすれば手軽にアドバンテージが取れるでしょう。自身が2コストのフォワードなので【3-020H】《フェニックス》imageなどで簡単に復活できるのも優秀です。

すべてのフォワードとモンスターをブレイクしてしまう【7-130L】《シン》。9コストは非常に重く感じますが同じコストの【6-130L】《ニーズヘッグ》imageは結構使われているので、実際に使ってみると見た目よりも重さを感じないかもしれません。
なお、すごく大道芸的なコンボになりますが【5-022C】《用心棒》imageと同じターンに出せば自分のフォワードだけをブレイクさせないことができます。

◆これからも新カードは続々と発表されます!
10月9日現在の時点で公開されている「Opus VII」のカードを紹介しました。
今後もどんなカードが登場するのか、楽しみですね。

ここに紹介したもの以外にも、現在発売中の「カードゲーマーvol.42」ではさらに6枚のカードプレビューを掲載しています。
また、今号では「Opus VI」で『FFII』のキャラクターたちを、そして「Opus VII」では『FFV』のキャラクターを描き下ろしている松田俊孝さんのインタビューやこれまでの描き下ろしイラストギャラリーなど、合計10ページに渡って『FF-TCG』を取り上げています。

さらに松田俊孝さんの直筆サイン入りプレミアム【6-019L】《フリオニール》imageが当たる読者プレゼント企画も開催中なので、ぜひ「カードゲーマーvol.42」『FF-TCG』特集をご覧ください!

「カードゲーマーvol.42」こちらからお買い求めいただけます!

また、10月27日(土)から10月31日(水)にかけて、各地のカードショップで「Opus VII」のプレリリースパーティが開催されます。
公式サイトで会場と日程をチェックして、ぜひお近くのショップに足を運んでみてください。
PRカードやデッキケースももらえますよ!

プレリリースパーティの開催日程はこちらに掲載されています!

それではまた、次回の記事でお会いしましょう!