『FINAL FANTASY TRADING CARD GAME』の公式記事連載。今週は「CRYSTAL CUP EARTH」で優勝したハリガイさんに構築戦、リミテッド戦への取り組み方について聞きました。
◆はじめに
こんにちは! 『FF-TCG』プレイヤーのたるほです。
先日、さいたまで「CRYSTAL CUP EARTH」が開催されました。
「世界選手権2019」に出場する1人目の日本代表を決める大会ということで、僕も「土単アーデン」を引っさげて挑戦してきました。
初日こそ3勝3敗でギリギリ2日目に駒を進めることができましたが、2日目のブースタードラフトは2勝1敗で、決勝ラウンドへの進出ラインだった6勝3敗には届かず敗退。まだまだ強豪プレイヤーへの道のりは遠いようです。
そんななか、昨年の日本代表で「世界選手権2018」では第3位、また“初代名人”でもあるハリガイさんが彼の代名詞でもある「水単フースーヤ」を使って優勝し、今年の日本代表に一番乗りを果たしました。
ここでは2年連続の世界選手権出場を決めた「名人」ハリガイさんにインタビューを行ない、時代を超えて勝ち続ける「水単フースーヤ」について話を聞きました。
ハリガイ
群馬のプレイヤー。
2017年は「名人位決定戦」を制して“初代名人”となり、そして2018年は「MASTERS2018」で優勝し、日本代表として世界選手権にも出場した強豪。
新しいセットが出るたび数十種類のデッキを組むデッキビルダーでありながら、ここ一番ではお気に入りの「水単フースーヤ」を使う。「Opus VIII」環境ではすでに同デッキで「CRYSTAL CUP EARTH」、「MASTERS2019名古屋」の2大会を制しており、現在もっとも波に乗っているといえるプレイヤー。今年の世界選手権ではどんな活躍を見せてくれるのか、今から期待が集まる。
◆敵を知り己を知れば、日本代表危うからず
――「CRYSTAL CUP EARTH」優勝、そして2年連続の日本代表入りおめでとうございます。
ハリガイ:ありがとうございます。
――今回使用したデッキはハリガイさんの代名詞と言える「水単フースーヤ」でした。
「水単フースーヤ」(「MASTERS2019名古屋」「CRYSTAL CUP? EARTH」優勝)
カードNo. | カード名 | 枚数 |
フォワード(21枚) | ||
【3-125C】 | 《うたかたの召喚士》 | 3 |
【3-139C】 | 《ナイト》 | 3 |
【4-133C】 | 《バイキング》 | 3 |
【3-130R】 | 《カイナッツォ》 | 2 |
【7-119H】 | 《ハリカルナッソス》 | 2 |
【6-126R】 | 《レイラ》 | 3 |
【3-144L】 | 《レナ》 | 3 |
【5-126L】 | 《暗闇の雲》 | 2 |
バックアップ(17枚) | ||
【1-177R】 | 《ユウナ》 | 3 |
【3-122C】 | 《アルテミシオン》 | 2 |
【4-134C】 | 《ブラネ》 | 3 |
【1-180H】 | 《ワッカ》 | 2 |
【4-138R】 | 《メルウィブ》 | 3 |
【5-132R】 | 《バデロン》 | 1 |
【2-146H】 | 《フースーヤ》 | 3 |
召喚獣(12枚) | ||
【4-128C】 | 《コヨコヨ》 | 3 |
【1-178R】 | 《リヴァイアサン》 | 3 |
【3-123R】 | 《暗黒の雲ファムフリート》 | 3 |
【2-133R】 | 《不浄王キュクレイン》 | 3 |
「水単フースーヤ」の基本的な構造やテクニックについては過去の記事にまとめてありますのでそちらを読んでいただければと思います。
初代「名人位決定戦」優勝時のインタビューはこちら
「MASTERS2018 FINAL」優勝時のインタビューはこちら
今回は「ハリガイさんはなぜ【2-146H】《フースーヤ》を使い続けるのか?」についてお聞きしたいなと。
ハリガイ:そうですね。一言でいうなら、手慣れたデッキであるがゆえの“補正”があるんだと思います。
――“補正”ですか?
ハリガイ:たとえば「水単」を使い続けているプレイヤーは当然「水単」をあまり使わないプレイヤーよりも「水単」のプレイングが上手くなります。これは1つのデッキを使い続けることで、そのデッキの理解度がより深くなるからです。私は今まで誰よりも【2-146H】《フースーヤ》を使い続けてきました。なので、このデッキを100%理解できていると自負しています。
――なるほど。しかし理解度という話であれば、上位のプレイヤーたちは誰もが自分のデッキに対して高い理解度を持ってプレイをしているのではないでしょうか。
ハリガイ:自分の選んだデッキの使い方という点では確かにそうかもしれません。しかし、環境で流行しているデッキへの対処手段や、そのデッキを使っている側が「水単フースーヤ」に対してどういうプランで戦ってくるか、またそれに対してこちらはどう対応すべきかといったところまで意識できているプレイヤーは多くないのではと思います。
――言ってみればデッキの強い部分だけでなく、弱い部分を知っているか、そしてそれを補う方法をちゃんと考えているか、ということですね。
ハリガイ:さまざまな状況を想定して「勝つための道筋」のバリエーションを増やし、「水単フースーヤ」というデッキの実力をしっかり発揮できたことが今回の勝利につながったと考えています。
単純なデッキパワーだけでいえば「土風」などのデッキのほうが高いと私も思っていますが、「私が使う」という前提で考えるとそれらのデッキより「水単フースーヤ」を使ったほうが高い勝率を得られるだろうと判断しました。100点のデッキと、80点だけど1.5倍の“補正”をかけて120点にできるデッキがあったので後者を選んだということですね。
――ちょうどお話にも出ましたが、やはりハリガイさんも「土風」は意識されていたということでしょうか?
ハリガイ:「Opus VIII」で登場した【8-060L】《フィーナ》が「水単フースーヤ」に対して非常に強いんです。このカード1枚でこちらが並べた【6-126R】《レイラ》、【4-133C】《バイキング》、【3-125C】《うたかたの召喚士》を除去できてしまって、その後も【2-146H】《フースーヤ》だけでは突破できないパワーで立ちはだかってきます。
これまで、下準備の必要なくこのようにダメージをばらまくフォワードはいなかったので、小粒なフォワードが多い「水単フースーヤ」にとってはかなりの脅威です。
――【8-060L】《フィーナ》は「土風」との親和性も高く、風属性が絡むデッキでは複数枚採用されているカードですね。さらに「土風」には【2-146H】《フースーヤ》をブレイクできる【1-117R】《ヘカトンケイル》も採用されていますし、かなり「水単フースーヤ」が不利に見えます。
ハリガイ:確かに「水単フースーヤ」は「土風」に有利なデッキではありません。しかし、そこで先ほどお話しした“補正”が出てくるんです。
漠然と【2-146H】《フースーヤ》を【1-117R】《ヘカトンケイル》でブレイクすればいい、フォワードが並んだところを【8-060L】《フィーナ》で一掃すればいいとはわかっていても「それをいつやるのがベストなのか」を状況ごとに正しく理解できていた方は多くなかったように思えます。これは対「土風」に限った話ではなく、ほかのデッキとの対戦でも感じました。
「水単フースーヤ」は、「水単」らしくアドバンテージを積み上げて最終的にその差で押し切る戦い方だけでなく、序盤から【6-126R】《レイラ》【4-133C】《バイキング》でしかけていく攻撃的な側面もあり、世間で思われているより「受ける、さばく」のが難しいデッキです。
苦手な相手に対しても判断ミスを誘発させやすく、結果的にこちらの得意なフィールドに持ち込んで戦える柔軟性が「水単フースーヤ」の強みです。
あくまで一例に過ぎませんが、こういった「デッキに対する理解度」の差が今回の勝因になったかなと。
また「水単フースーヤ」を使い続けるのにはもう一つ理由があって、それは“事故の確率が低い”というものです。どんなに強いデッキでも思うようにキーカードが引けず、想定していたデッキパワーを発揮できずに負けてしまうことがあると思います。
しかし、こういった敗北を許容してしまうとなかなかコンスタントに結果を出すことは難しくなります。特に「優勝」に大きな価値が置かれている大会では、デッキの安定性というのはデッキ選択において非常に重要なファクターだと考えています。
『FF-TCG』では、デッキアウト戦略をのぞけば基本的にどのデッキもフォワードでアタックしてダメージを与えるのがゲームの目的となります。「水単フースーヤ」は【2-146H】《フースーヤ》さえ置けてしまえばひとまず相手のフォワードには対処できるようになるので、そのまま何もできず負けてしまうということはありません。
――【2-146H】《フースーヤ》の「7000ダメージを与える」という効果が、環境の変化などに関係なく多くのデッキに対して有効ということですね。
ハリガイ:【2-146H】《フースーヤ》さえプレイしてしまえば、「土風」のようなコントロール以外のデッキに対しては、先ほどの“補正”も含めて何とかなってしまうことも多いです。
デッキに自然とドロー手段がたくさん入るので、キーカードである【2-146H】《フースーヤ》にも到達しやすく、単属性デッキなのでCP供給に悩ませられることもあまりありません。
・キーカードが1枚で多くのデッキへの解答になる
・キーカードへのアクセスが容易
・展開が安定している
このようにデッキの動きの“再現性”が高いことが、「水単フースーヤ」の強さの根幹だと考えています。
◆「水単フースーヤ」の変化している点は?
――「水単フースーヤ」を選んだ理由と強みについてお話しをうかがいました。次に個々のカードを見ていきたいと思いますが、昨年の「MASTERS FINAL」の時のリストと比べても新しいカードは【7-119H】《ハリカルナッソス》のみですね。
ハリガイ:新しいカードが登場するたび、常にデッキに投入できるかの検討はしています。「Opus VIII」では【8-123H】《ニコル》や【8-130C】《リヴァイアサン》などが採用候補にあがりました。
【8-130C】《リヴァイアサン》は【2-133R】《不浄王キュクレイン》との比較になりますが、【3-125C】《うたかたの召喚士》でサーチして【2-146H】《フースーヤ》と組み合わせて使うこのデッキでは、ドローができる【2-133R】《不浄王キュクレイン》の方が強力と考えました。
もちろん【8-130C】《リヴァイアサン》が強い状況もあるのですが、安定性を重視するなら【2-133R】《不浄王キュクレイン》がいいと思います。
【8-123H】《ニコル》も下準備が必要なカードで、使用目的が近い先ほどの【3-125C】《うたかたの召喚士》+【2-133R】《不浄王キュクレイン》や【5-126L】《暗闇の雲》と比べると使いにくいと感じたため採用を見送りました。
また、どちらも水属性のキャラクターの数に応じて効果が高まりますが、このデッキは【2-146H】《フースーヤ》を置くため効果を最大にできません。
【2-146H】《フースーヤ》と組み合わせて使う場合は、そこまで大きくマイナスする必要がないので「水単フースーヤ」デッキに入るカードではないかなというのが結論です。
――では、それ以外の変わった点についてもお話しいただけますか。
ハリガイ:【7-119H】《ハリカルナッソス》は【4-129L】《スタイナー》と入れ替えたカードですが、【6-044L】《ジタン》や【3-053C】《狩人》を【2-146H】《フースーヤ》で除去できるようになったり、手札の余った召喚獣を除去に変換できたりとデッキ全体と相性がよく、「水単フースーヤ」の対応力をさらに高めてくれました。
また、以前のデッキリストでは【5-132R】《バデロン》が2枚、【3-122C】《アルテミシオン》が1枚という比率でしたが、現在は【5-132R】《バデロン》が1枚、【3-122C】《アルテミシオン》2枚と比率が逆転しています。
もともと【2-146H】《フースーヤ》を探しに行くために確実に4枚カードを見ることができる【5-132R】《バデロン》を優先的に採用していましたが、今は【3-122C】《アルテミシオン》により多くのメリットを見出してこちらを2枚採用としています。
【3-122C】《アルテミシオン》のほうが【5-132R】《バデロン》より多くのカードを見れる可能性があります。たとえば後攻1ターン目なら【3-122C】《アルテミシオン》で最大5枚のカードにアクセスできるので【2-146H】《フースーヤ》や【6-126R】《レイラ》などが見つかりやすくなります。
「CRYSTAL CUP EARTH」準決勝でのコーゲンさんとの試合はまさにこの強みが出た対戦で、初手を引き直したらバックアップが0枚だったのですが、1ターン目に【3-122C】《アルテミシオン》を引けたので一気に手札を入れ替えてゲームの流れを変えることができました。
また【3-144L】《レナ》や【5-126L】《暗闇の雲》といった中盤以降のバリューが高いカードや、【2-133R】《不浄王キュクレイン》などのEXバーストを持ち【3-125C】《うたかたの召喚士》と組み合わせて活躍するカードをデッキに戻せるのも【3-122C】《アルテミシオン》ならではの仕事です。
「水単フースーヤ」はドローするカードが多く、かつみずからダメージを受けるためデッキ切れしやすいのですが、その点からも単純にデッキを1枚減らしてしまう【5-132R】《バデロン》より総枚数が変わらない【3-122C】《アルテミシオン》のほうが相性はいいといえるでしょう。対「土風」などで遅いゲーム展開になったときは、この1枚の差が響いてくることもありえます。
地味な点も多いですが、このようにカードの追加や環境の変化に応じてデッキリストは少しずつアップデートされています。
◆苦手だったブースタードラフトへの取り組み方
――続いて「CRYSTAL CUP EARTH」2日目のドラフトラウンドについてお聞きしていきたいと思います。ハリガイさんは構築戦の得意なデッキビルダーですが、ブースタードラフトはいかがでしたか?
ハリガイ:結果から言うと2勝1敗でした。実はブースタードラフトは『FF-TCG』を始めてから先日の「JAPAN CUP NAGOYA」で2回、今回の「CRYSTAL CUP EARTH」で1回の合計3回しかプレイしたことがありません。なのでテクニック面でお話しできることはほとんどありません。
今回は本当にぶっつけ本番というチャレンジだったので、失敗してもいいから精一杯できることをやろうという気持ちで挑みました。
しかし、率直に言って今回のドラフトは失敗だったと感じています。どうやって勝つのかも自分でもわからないデッキになってしまったというほどのデッキになってしまったので(笑)。
――具体的には、どのようなピックをしていったのでしょうか?
ハリガイ:早い段階で【8-032R】《シヴァ》が取れたので氷を使おうというのがスタート地点でした。【8-037R】《セリス》も何枚か取れて、あとは【8-036C】《セッツァー》と【8-024C】《ウーマロ》という感じで氷属性を中心にピックしていきました。
【カテゴリ(VI)】のカードがたくさん取れたので、【8-005C】《エドガー》などのいる火属性も取れたらいいなと思っていたのですが残念ながら流れてこなかったので、2属性目は風属性をピックしていきました。
しかし、ピックを進めていくうちに卓内で余っているのは水属性と土属性であり、このまま氷、風の2属性ではまとまらないなと思っていた矢先、4パック目の中盤で【8-100R】《ジンナイ》が流れてきました。
上下卓が雷をピックしていた空気があったため、これは渡せないなとピックしたところ、そこから3連続で【8-100R】《ジンナイ》が流れてきました。
これだけピックできたのであればタッチでもいいから使ってしまおうと考え、それまでピックしていた【8-094C】《オーディン》と合わせて雷属性もデッキに加えることにしました。
さすがに無茶な参入だったので雷属性はバックアップを2枚しか取れませんでしたが、逆に相手が氷、風の2属性しかないと思ってプレイしているなかで、意識の外にある【8-100R】《ジンナイ》を使って有利なトレードができたため、結果的にはうまくいきました。
また、今回思い切って【8-135H】《アーク》を使ったのも成功でした。3属性ということもあり、序盤の立ち上がりでスキを見せてしまうだろうと思ったので、それならばいっそ【8-135H】《アーク》を使うタイミングもあるだろうと採用しました。
【8-024C】《ウーマロ》や【8-042L】《魔人フィーナ》などパワー9000のフォワードがいたので【8-135H】《アーク》を打ってもこちら側はフォワードを残せるだろうと。勝てた試合のうち1つはこの【8-135H】《アーク》が活躍してくれたので、採用してよかったなと思っています。
「水単フースーヤ」の話では安定性が大事と言いましたが、今回のブースタードラフトでは運任せな部分もあったので、ここはラッキーでした。唯一負けてしまったカタヒラさんはすごくいいデッキを組んでいたので、ドラフトが上手いプレイヤーはすごいなと感じました。
◆二度目の「世界選手権」挑戦に向けて
――2年連続の世界選手権への挑戦となりましたが、ハリガイさんは昨年は3位という日本人最高成績だったこともあり、2度目の挑戦にかける想いも強いと思います。
ハリガイ:そうですね。とはいえまだ先のことすぎて今のところ準備できることはまだないかなって感じですが。「CRYSTAL CUP」では僕の苦手なブースタードラフトが採用されているので、世界選手権のフォーマットにも採用されたらちょっと厳しいかなと(笑)
――ブースタードラフトはこれまで『FF-TCG』の大型大会ではそれほどなじみのなかったフォーマットですからね。
ハリガイ:元々の経験の少なさもありますが、練習環境はコミュニティに依存するところもあるので、なかなか1人では練習を進められませんからね。
――僕も今年こそは世界選手権に行きたいと思っているので、代表になったときにはぜひ一緒にドラフトの練習をさせてください。
ハリガイ:タイで開催される「CRYSTAL CUP WATER」にも参加されるんですよね。日本から応援しています。
――僕も昨年の日本勢を見ていたら出たいと思う気持ちがすごく強くなりました。世界選手権で戦うハリガイさんたちの姿は国内の多くのプレイヤーに刺激を与えたと思います。
ハリガイ:世界選手権で世界のいろいろなプレイヤーと対戦したことももちろんすごく楽しかったのですが、日本代表のみんなで行った食事や観光もすごく楽しかったんです。なので今年も世界選手権に参加できることは本当にただただうれしいです。これからどなたが日本代表になるかはわかりませんが、一緒に楽しめたらいいなと思っています。
――それでは最後に、世界選手権に向けての目標などをお聞きしてもいいですか。
ハリガイ:前回よりも上、といっても上はあと2つしかないのでここは世界1位と言っておきます。2位を目指しますというのも変ですからね(笑)。
――ありがとうございました。
◆終わりに
「CRYSTAL CUP EARTH」で優勝されたハリガイさんへのインタビューでした。
「水単フースーヤ」を極めたハリガイさんと「水単フースーヤ」がどこまで躍進するのか、今年の世界選手権でもその雄姿を見届けたいと思いました。
今回の「CRYSTAL CUP EARTH」で優勝したハリガイさんに続いて、福岡での「CRYSTAL CUP ICE」と京都の「CRYSTAL CUP LIGHTNING」、そして「MASTERS FINAL」で4人の代表が決まります。
今年は誰が世界へ挑むことになるのか今から目が離せません。
また8月から9月にアジア・オセアニア地域で開催される「CRYSTAL CUP WATER(8月24~25日、タイ・バンコク)」、「CRYSTAL CUP FIRE(8月31日~9月1日、オーストラリア・メルボルン)」、「CRYSTAL CUP WIND(9月7日~8日、シンガポール)」は日本の『FF-TCG』プレイヤーも参加できるオープントーナメントです。
世界選手権を目指しているプレイヤーの皆さんも足を運んでみてはいかがでしょうか?
僕は遠征する気マンマンです!
それでは、また次回の記事でお会いしましょう!