【FFTCG】カードゲーマーvol.56掲載の「Opus XIII」のカードをアートつきで紹介!

『FINAL FANTASY TRADING CARD GAME』の公式記事連載。今週は「カードゲーマーvol.56」に掲載された「Opus XIII ~クリスタルの輝き~」収録のカードをあらためて紹介します!

◆はじめに
皆さん、こんにちは。カードゲーマー編集部の編集(川)です。

3月26日(金)の発売日に向けて「Opus XIII ~クリスタルの輝き~」のプレビューが始まりましたね。先日、この公式記事でも【13-022H】《シド・ランデル》を紹介しましたので、見逃したという方はぜひあらためてチェックしてみてください。

また、現在発売中の「カードゲーマーvol.56」でも「Opus XIII」収録のカードを6枚プレビューしています。

今回の記事では、この「カードゲーマーvol.56」で紹介したカード6枚をあらためて紹介します!

さらに、描き下ろしカードについてはそのアートも公開します!

それではさっそくどうぞ!

 

◆「Opus XIII」新カード紹介1:【13-128L】《ホシヒメ》


1枚目は水と氷の多属性からレジェンドの【13-128L】《ホシヒメ》です。
4コストでパワー9000というのが、高パワーのフォワードが少なめなこの2属性としてはまずまずうれしいところですね。

そしてアビリティは味方の水属性のキャラクターが対戦相手の召喚獣やアビリティによってブレイクされなくなり、味方の氷属性のキャラクターが対戦相手の召喚獣やアビリティによって選ばれるたび、キャラクター1体をダル、凍結させられるというもの。かなり強力な妨害能力だと言えそうです。

まず思いつくのは【1-171H】《ミンウ》imageとの組み合わせ。【1-171H】《ミンウ》imageはダメージを受けなくなるアビリティが強力なものの、ブレイクされるとテンポ面での損が大きいという弱点がありました。

しかし、この両者をそろえることで【13-128L】《ホシヒメ》はアビリティや召喚獣によってブレイクされないだけでなくダメージにも耐性を持つようになり、そして【1-171H】《ミンウ》imageはブレイクされなくなります。

そうなれば、ほかの味方もこの2枚の恩恵を受けられるようになるため、水属性のキャラクターがほとんどブレイクされない強固な盤面を築けるでしょう。

さらに、相手が苦労して【13-128L】《ホシヒメ》に大ダメージを与えたり、ゲームから除外する効果を使ってきても、ダル、凍結にするアビリティで相手に損害を与えられます。

多属性カードには「水と何か」、「氷と何か」という組み合わせがいずれ全属性ぶんそろうため、【13-128L】《ホシヒメ》の恩恵を受けられるカードは水、氷の単属性のものだけではありません。今後「水氷」や「水氷+1属性」といったデッキが出てくるとしたら、エースとして攻防に活躍してくれるのではないでしょうか。

 

◆「Opus XIII」新カード紹介2:【13-016H】《ルビカンテ》

【13-016H】《ルビカンテ》はオグロアキラさんの描き下ろし!
ブレイクゾーンに置かれたとき、自身のパワーに等しいダメージをフォワード1体に与えられるということで、大型のフォワードと相討ちしたり、小型フォワードを2体討ち取ったりと小粒ながらいい働きをしてくれそうです。

【3-020H】《フェニックス》imageで復活させてから相手のフォワードをブロックしてブレイクされれば、【3-020H】《フェニックス》imageのダメージとあわせてパワー7000のフォワードを2体倒すこともできます。ほかにも【4-080L】《ケフカ》imageや【4-094R】《マジックポット》imageなどでこちらから率先してブレイクゾーンに置いて、除去手段として運用するのもいいかもしれません。

またDamage 3と、結構早い段階でパワーが+3000されるため、自分からダメージを受けていくデッキでも、アタッカー兼「ダメージを受けすぎないためのブロッカー」といった役割を果たしてくれるのではないでしょうか。

 

◆「Opus XIII」カード紹介3:【13-120H】《ドーガ》

はじめてフォワードとして登場する【13-120H】《ドーガ》。アートは松田俊孝さんの描き下ろしです!

フィールドに出たときに、【13-120H】《ドーガ》をキャストするために支払ったコストに含まれる召喚獣カードの数ぶんカードを引くことができます。つまりバックアップ2枚と手札の召喚獣2枚をコストにしてキャストすれば2枚ドロー、召喚獣3枚をコストにキャストしたら3枚ドロー、つまり実質0コストでキャストできるということですね。

さらにブレイクゾーンにある召喚獣3枚につきパワーが+1000されるというアビリティも持つので、これはもう召喚獣3枚でぜひキャストしたいところです。

「土水」という組み合わせはちょうど【9-077L】《リディア》imageや【11-110L】《ガーネット》imageがいる【ジョブ(召喚士)】の属性なので、この【13-120H】《ドーガ》や「Opus XIII」で一緒に登場するであろうほかの「土水」の多属性カードを採用した「召喚士」デッキがまた見られるようになるかもしれませんね。

 

◆「Opus XIII」新カード紹介4:【13-121R】《ラムザ》

続いても描き下ろしカードから【13-121R】《ラムザ》を紹介! アートは小林元さんが手がけられています。
【13-121R】《ラムザ》は見た目こそ7コストと重いのですが、【カテゴリ(FFT)】のキャラクターを5体以上コントロールしていると4コストでキャストできるようになります。【カテゴリ(FFT)】のキャラクターにはバックアップやモンスターも多いので、ゲーム中盤になれば条件を満たすのはそこまで難しくないでしょう。

そして、フィールドに出たとき対戦相手のフォワード2体を選んで、片方をブレイクゾーンに置かせ、もう片方を手札に戻させるというアビリティを持っています。必ず2体選ばなくてはならないことと、対戦相手に選択権があるという弱点はありますが、とりあえずそのターン相手のフィールドから2体フォワードがいなくなるため、フィニッシュ手段としてはなかなか強力そうです。

また、見た目のコストが7と高いため、実際にキャストするときは4コストでも、たとえば【9-063L】《ガブラス》imageや【11-023H】《ヴァーサタイル》imageで手札に加えられたり、【9-094L】《フースーヤ》imageと相性がよかったりという長所もあります。

思う存分『FFT』のキャラクターが使える作品単構築戦ではかなりいい活躍をしてくれそうな1枚です。

◆「Opus XIII」新カード紹介5:【13-111C】《ディリータ》


《ラムザ》がいるなら彼もということで、新たな【13-111C】《ディリータ》です。
《ディリータ》は自分のキャラクターを能動的にブレイクする手段としてコンボに使われるカードが多いですが、この【13-111C】《ディリータ》も自分のキャラクターをブレイクできるアビリティを持っています。コスト2とこれまででもっとも軽いので、多属性という条件はあれどコンボパーツとしては使いやすいのではないでしょうか。

また、ブレイクゾーンからコスト2までのキャラクターを回収するというアビリティも持っており、こちらを使えば実質0コストで展開できるだけでなく、必要なカードを回収することもできます。「自分のキャラクターをブレイクする」というコンボのトリガーになるカードについてくるオマケとしては相当に便利なアビリティだと言えそうです。

「氷土」はモンスターを使ったギミックが得意な属性で、モンスターには低コストで優秀なものも多いのでそれらとのシナジーもあるかもしれません。アビリティを使ってブレイクゾーンに置いた【4-034R】《シド [WOFF]》なども再利用できますね。

 

◆「Opus XIII」新カード紹介6:【13-043C】《スティルツキン》

【カテゴリ(FFCC)】のバックアップということで【8-058R】《ノルシュターレン》imageの相方がまた増えましたね。そして自身のアビリティはコスト1のフォワードかモンスターをサーチするというもの。【12-082R】《ディアナ》imageに似ていますが、EXバーストがない代わりにコスト1のモンスターもサーチできるようになっています。

《ディアナ》はフォワードの【8-101H】ディアナという選択肢もありますが、【13-043C】《スティルツキン》は初登場なので採用にデメリットがないことや、コスト1デッキの筆頭である【12-052H】《バッツ》imageと【12-053C】《ボコ》imageと同じ風属性であることもあって、コスト1デッキのバックアップとしては非常に採用しやすい1枚なのではないでしょうか。

モンスターをサーチする効果も同じ風属性の【11-053H】《ドネッド》imageと重複していますが、【4-058C】《サボテンダー》imageのようなカードは何枚引いても困らないので、サーチ手段を厚くするため両方とも投入するという使い方もありそうです。いぶし銀のサーチ手段として、いろいろなデッキに居場所を見つけられそうな1枚ですね。

 

◆おわりに
「カードゲーマーvol.56」に掲載された「Opus XIII」のカードをあらためて紹介しました。誌面では掲載できなかったアートとあわせてお楽しみいただけたら幸いです。

「Opus XIII」の発売は来月ですが、今月は19日(金)に新たな対戦デッキ「FINAL FANTASY XIV SHADOWBRINGERS」が登場します。買ってすぐ遊べる2つのデッキがセットになったもので、このセットで初登場となるカードが各デッキに5種類ずつ、計10種類あるということで『FFTCG』をこれから始めるという方も、ベテランのプレイヤーの方も見逃せないアイテムになっています。

また、23日(火・祝)には「第2回オンラインファンフェア」も開催されます。当日は作品単構築戦のトーナメントや開発スタッフと対戦できるガンスリンガー、youtubeの配信プログラムでは開発スタッフと有名プレイヤーによるエキシビジョンマッチや最新情報のトークコーナーなどが予定されています。

こちらから『FFTCG』のDiscordサーバーに参加して、一緒に「オンラインファンフェア」を楽しみましょう!

それでは、また次回の記事でお会いしましょう!