【FFTCG】「クリスタルの支配者」新要素&注目カード紹介 ~前編~

『FINAL FANTASY TRADING CARD GAME』の公式記事連載。今週は11月26日(金)発売の新ブースターパック「クリスタルの支配者」の新要素と注目カードを紹介する記事の前編をお届けします。

◆はじめに
皆さん、こんにちは。カードゲーマー編集部の編集(川)です。

来週11月26日(金)に『FFTCG』の最新ブースターパック「クリスタルの支配者」が発売されます。
そこで今週と来週の公式記事では2回にわけてこの「クリスタルの支配者」の新要素や注目のカードを紹介していきます。

前半となる今回は各種新要素と、火、氷、風の3属性のカードを見ていきたいと思います。
また、11月20日(土)から各地のカードショップさんで「クリスタルの支配者」のプレリリースパーティーが開催されます。開催概要は以下のリンクからご確認ください。

★「クリスタルの支配者」プレリリースパーティー

参加者には【PR-103/15-055H】《バッツ》と、【15-013L】《フリオニール》のイラストを使用したスリーブがプレゼントされます。
感染症対策を徹底したうえでイベントを楽しんでいただければと思います。

それでは、さっそく「クリスタルの支配者」の紹介を始めていきましょう!

◆「クリスタルの支配者」の新要素:クリスタル
「クリスタルの支配者」では新たな要素として「クリスタル」が登場します。

クリスタルは一部のカードが持つアビリティで獲得できる新しいリソースで、これを所持、消費することでプレイヤーにさまざまな恩恵をもたらしてくれます。

クリスタルを得る手段としては、各属性にフィールドに出たときにクリスタルを獲得できるコスト2のバックアップと、自身がブレイクゾーンに置かれたときや相手のフォワードをブレイクしたときなど、さまざまなタイミングでクリスタルを獲得できるカードのサイクルが収録されています。

フィールドに出たときに「クリスタル」を獲得できるコスト2のバックアップはいずれも【カテゴリ(V)】なので【12-097H】《シルドラ》imageや【7-120H】《ファリス》imageとのシナジーがあります。「クリスタル」のギミックを活かしたデッキを組む際はこれらのカードの採用を検討してみてください。

クリスタルを消費するカードについては、個々の属性のところで紹介したいと思います。

 

◆「クリスタルの支配者」の新要素:マルチジョブ
「クリスタルの支配者」の新要素その2「複数のジョブを持ったカード」です。
これまで『FFTCG』のキャラクターは基本的にジョブを1つしか持っていませんでした。
しかし、今回から複数のジョブを持ったカードが登場し、今後特定のジョブに寄せたデッキが組みやすく、より強力になりそうです。


◆「クリスタルの支配者」:火属性の注目カード
では、続いて火属性の注目カードを見ていきましょう。まずはレジェンドの【15-013L】《フリオニール》。イラストは小林元さんの描き下ろしです!

フィールドに出たときにクリスタルを消費すれば永続的にパワー8000のヘイスト、先制攻撃持ちになれます。前述の【15-007C】《侍》から2ターン目にキャストすれば絶好のスタートを切れることでしょう。
その場合は1ドローもついてくるので実質1CPでこの強さのフォワードが手に入ることになります。

クリスタルを持っていない状態でキャストしても、あとからクリスタルを得ればそれを使って一時的にパワーを上げられます。こちらの効果はターン終了時までですが、こういうアビリティは「使える状態」にあることが相手へのプレッシャーになるため、実際はクリスタルを消費せずとも相手の行動を制限できることも多そうです。

また【15-013L】《フリオニール》は仲間にも恵まれています。
ベストパートナーと言えそうなのが【15-005R】《ガイ》と【15-019C】《ヨーゼフ》。

【15-005R】《ガイ》はフィールドに出たとき、デッキからコスト3までの【ジョブ(反乱軍)】のキャラクターをサーチしてフィールドに出せます。これで直接【15-013L】《フリオニール》を出してもいいですし、【15-019C】《ヨーゼフ》ならバックアップを出しつつ手札に【15-013L】《フリオニール》を加えられます。

【15-007C】《侍》→【15-005R】《ガイ》→【15-013L】《フリオニール》or【15-019C】《ヨーゼフ》という流れは出てくるフォワードのパワーも高く、またCPの面でも無駄のない展開として今後の火属性デッキに採用されそうですね。

続いては【15-011L】パロム。

毎ターン、経験値カウンターを得ていってその数に応じてパワーやアビリティが強化されます。カウンターが3つ貯まるとアクションアビリティで8000ダメージを毎ターン与えられる、非常に強力な制圧力を持つようになります。

水属性に【15-119L】《ポロム》が同時に収録されており、こちらも毎ターン【ジョブ(魔道士見習い)】にカウンターを乗せるアビリティを持っているので、2枚を同時に出せば出した次の自分のターンの終わりには経験値カウンターが3つ以上になります。

2枚ともコスト2と軽いのでブレイクゾーンからの復活などもたやすく、かつ相手からすると成長させるわけにはいかないので非常に強力なのではないでしょうか。

アビリティを考えなくても2枚同時に出せばパワーが4000→6000→8000と高まっていくのでそのうちアタッカーにもなる点も優秀です。

次は【15-012H】《ファリス》を見てみましょう。

フィールドに出たときにパワーの合計が3000になるようにフォワードを最大2体まで復活させられます。

パワーの低いカードといえば各種《バイキング》ということで、【1-167C】《バイキング》imageと【4-133C】《バイキング》imageを復活させてくださいね、というデザインになっています。【6-126R】《レイラ》imageに似た使い勝手と考えてよさそうです。【6-126R】《レイラ》image自身を復活させられるのもおもしろいですね。

それ以外にも【8-115L】《ジタン》imageや【10-074C】《スズヒサ》image、【12-011C】《ソール》imageなどパワーは低くてもアビリティが強力なフォワードも多いため、そういったカードとのシナジーにも期待できそうです。


◆「クリスタルの支配者」:氷属性の注目カード
次は氷属性のカードを見ていきましょう。
まずは【15-037L】《ティナ》。こちらのイラストは松田俊孝さんの描き下ろしです。

フィールドに出たときに手札の召喚獣カードを見せることで、その数だけキャラクターをダル、凍結させられます
早いターンでキャストし、2枚ほど召喚獣を公開してバックアップを凍結する使い方が強そうです。

また、召喚獣をキャストしたときにもフォワードとバックアップを1体ずつダルか凍結させられるので、出たあともバッチリ仕事を果たしてくれますね。相手からすると除去すると2体目を出され、除去しないとアビリティで妨害されるという悩ましいフォワードなのではないでしょうか。

お次は【15-041L】《ライトニング》。これまでの《ライトニング》は雷属性でしたが今回、氷属性に引っ越してきました。

お互いの手札が少ないほど強くなるので、自分でどんどんカードを使い、相手に対応を迫っていくアグレッシブなデッキで使うのがよさそうです。
キャストする場合は相手の手札の枚数に応じてコストが増えますが、このカード自体はコスト1なので、コスト1のフォワードをサポートするシステム全般とシナジーを持っているのも興味深いところで、具体的には【11-098C】《パック》imageで復活させたり【12-052H】《バッツ》imageでデッキから出すことができます。

手札破壊デッキで使うのか、それともコスト1シナジーを狙うのか、いろいろな使いみちが考えられそうなカードです。

続いては【15-030H】《シヴァ》。こちらも小林元さんの描き下ろしです!

ブレイクゾーンに《シヴァ》があるほど効果が強力になり、最大でフォワード2体をダル、凍結させたうえで手札を2枚捨てさせます。1コストでこれはすごい効果ですね。

【カード名(シヴァ)】は20種類近くあるので《シヴァ》デッキを組むのは難しくないでしょう。ほかの《シヴァ》のキャストを参照する【10-030H】《シヴァ》imageなども存在しますし、【7-038C】《ブリザ》imageでのサーチなどもあります。

となると、焦点はこれらのカードで妨害や除去をしたうえでのフィニッシャーが見つかるかになりそうです。召喚獣にシナジーのあるフィニッシャーが見つかれば、「シヴァ」デッキ誕生となるのではないでしょうか。

続いては【15-027R】《皇帝》。

ブレイクゾーンに置かれたときに《皇帝》を出せるタイプの《皇帝》としては2種類目となります(自分自身を復活させる【12-029L】《皇帝》imageも含めれば3種類目)。

これによって《皇帝》デッキはかなりの粘り強さを得たのではないでしょうか。
タダで出てくるフォワードが最大6体か、9体かは大きく違いますからね。

また《皇帝》を出し続けていると、普段よりもブレイクゾーンが増えるので【14-118H】《シュテル・リオニス》imageなどとのシナジーも期待できます。


◆「クリスタルの支配者」:風属性の注目カード
最後は風属性です。
まずは「Opus XIV ~クリスタルの深淵~」に続いてレジェンドで収録となった【15-044L】《ヴァン》です。

フィールドに出たときに追加で風のCPを支払えばすべての【ジョブ(空賊)】をアクティブにし、水のCPを支払えば除去ができます。出すときは追加のコストを支払ったほうがお得なので、実質的に5~6コストのカードと言えるでしょう。

また、フィールドに出たあとは味方の【ジョブ(空賊)】をブロックされにくくしてくれます。【13-119L】《ソフィ》imageや【14-116H】《マシュリー》imageなど2コストの強力なフォワードも存在しますが、それでもコスト3のフォワードにすらブロックされないのは優秀。全体的にパワーが低めな【ジョブ(空賊)】に突破力を与えてくれるはずです。

今弾では「空賊」デッキ向けのパーツも拡充されています。
そのうちの1枚が【15-047R】《カイツ》。イラストは伊藤龍馬さんの描き下ろしです。

自分自身をコストに【ジョブ(空賊)】を除去などから守りつつ、オートアビリティを再利用させてくれます。上記の【15-044L】《ヴァン》や前弾の【14-125L】《ヴァン》imageとは相性抜群ですね。

同じく伊藤龍馬さん描き下ろしの【15-056R】《フィロ》もいます。

【ジョブ(空賊)】のバックアップが風と水両方のCPを生み出せるようになります。「空賊」デッキは風水の2属性で組まれるので、よりスムーズな展開が可能になります。

そしてスペシャルアビリティも持っていて、味方の【ジョブ(空賊)】1体が2回アタックできるようになります。【15-044L】《ヴァン》と合わせてゲームを決められるスペシャルアビリティだと言えるでしょう。

次は【15-048L】《カイン》を見てみましょう。

「クリスタル」を持ち続けていることを条件に、アタックするたび大きなアドバンテージをもたらしてくれるフォワードになっています。
今のところ「相手の持っている『クリスタル』を減らす」といった効果のカードは存在しないため、一度「クリスタル」を獲得してそれを使わないでおけば【15-048L】《カイン》はずっと味方でいてくれます。

そうなると、アタック時に発動する2つのアビリティはどちらも非常に強力で使いでのある効果になるのではないでしょうか。手札が少なければ追加のドロー手札が多ければ手数を増やすためにキャラクターをアクティブにすると、どんな状況でも無駄になりません。仮にアタックして討ち取られてしまっても1枚カードを引けていれば十分ですし、相手のフォワードにもダメージが与えられているので【4-058C】《サボテンダー》imageのような風属性の得意とする小ダメージを与える手段で追撃すれば倒せるでしょう。【9-045H】《エッジ》imageでサポートするのもよさそうです。

続いては【15-055H】《バッツ》。

【ジョブ(光の戦士)】がブレイクゾーンに置かれたときに「クリスタル」を消費して復活させられるのですが、「バッツ以外の」と書かれていないため自分がブレイクされたときなどにも「クリスタル」があれば復活することができます。

こういったコンボのエンジンとなるカードは自分で自分を守れないものも多いのですが、このカードは自分を守れるという点がこれまでのカードと異なるポイントと言えそうです。

「光の戦士」デッキであれば【12-109L】《レナ》imageとの組み合わせが強そうで、上記の「クリスタルを獲得できる2コストバックアップ」のところでも述べましたが【12-097H】《シルドラ》imageでバックアップを含めて必要なパーツを集められるほか、【15-058C】《竜騎士》などのクリスタル獲得要員は自身をブレイクゾーンに置くアビリティを持っているので【12-109L】《レナ》imageにカウンターを乗せ続けることが可能です。

クリスタルを活用する【カテゴリ(V)】軸の「光の戦士」デッキはなかなか強力なデッキになるのではないでしょうか。

◆おわりに
新ブースターパック「クリスタルの支配者」の新要素と注目のカード紹介、前半をお届けしました。
来週は土、雷、水、そして光、闇属性の注目カードを見ていきたいと思います。

それではまた、次回の記事でお会いしましょう。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。