【FFTCG】2月25日(金)発売の「FFTCG カスタムスターターセット FINAL FANTASY X」を紹介!

『FINAL FANTASY TRADING CARD GAME』の公式記事連載。今回は明日2月25日(金)発売「FFTCG カスタムスターターセット FINAL FANTASY X」の収録内容を紹介します。

◆はじめに
皆さん、こんにちは。編集(川)です。
明日、2月25日(金)「FFTCG カスタムスターターセット FINAL FANTASY X」が発売されます。

ここでは、このカスタムスターターセットの内容を簡単に紹介します。
個々のカードの能力や戦略、カスタマイズ案などについては、来週公式ライターのたるほさんが記事を書いてくれるので、そちらをお楽しみに!

そんなカスタムスターターセットですが、これは50枚の構築済みデッキと、デッキをカスタマイズするための入れ替え用カード50枚がセットになったアイテムです。

構成は以下のようになっていて、

●メインデッキ(50枚)
風属性:24枚
水属性:24枚
光属性:2枚

●カスタマイズ用カード(50枚)
・属性カスタマイズ用(24枚)
火属性:24枚
・アレンジ用自由枠(26枚)
火属性:7枚
風属性:7枚
水属性:8枚
光、闇属性:4枚

メインデッキは「風水」の2属性で構築されていますが、どちらかの属性のカードを火属性のカードにまるごと入れ替えて「火風」や「火水」のデッキにチェンジすることができます。
加えて、さらに細かくカスタムするために火、風、水と光、闇の属性のカードを合計26枚収録。これを使って「水風」、「火風」、「火水」の各デッキを自分好みに調整できるようになっています。

つまり、これ1つで3つぶん+αのデッキが手に入るようなものなので、とてもお得なアイテムだと言えるでしょう。
『FFTCG』を始めようと思っている方、始めたばかりの方に特にオススメです。もちろん『FFX』ファンの方も要チェック!

◆限定収録カードも30枚収録!
また、100枚のカードのうち、30枚(10種×3枚)はこのアイテム専用の新カードになっています。
いずれも『FFX』の主要なキャラクターなので、ここではそれらを見ていきましょう。

まずは主人公である【16-139S】《ティーダ》と、彼とともに物語の根幹をなす【16-140S】《シン》、そして【16-131S】《ジェクト》です。

今回は【16-139S】《ティーダ》が光属性、【16-140S】《シン》が闇属性となっており、その両方を【16-131S】《ジェクト》がサーチできるという、原作のテイストあふれるデザインになっています。
逆に【16-139S】《ティーダ》から【16-131S】《ジェクト》をサーチすることも可能で、その場合は【16-131S】《ジェクト》が与えるダメージがアップ。【16-140S】《シン》は【16-131S】《ジェクト》などの効果でサーチされたときにコストを支払えば除去効果が発動するので隙を見せずに行動できますし、こちらの手札に【16-140S】《シン》があるとわかっている以上、相手は新しいフォワードを出すのもためらわれそう。どちらも非常に強力なタッグと言えるでしょう。

続いてはティーダとともに旅の中心となる【16-134S】《ユウナ》。

ブレイクゾーンからフォワードを復活させる能力とバックアップをアクティブにする能力を持っており、後述する【16-136S】《アーロン》とは相性抜群。ゲームの終盤は両方の能力が発動するようになるので、実質0コストでキャラクターを2枚出せるカードになります。

そして、ユウナを守る【ジョブ(ガード)】たち。


【16-138S】《ワッカ》は問答無用でフォワードをブレイクする強力なスペシャルアビリティを持ち、さらに『FFX』デッキであればカードを消費せずにそのアビリティを使うこともできます。コスト2なので、やられてしまっても【16-134S】《ユウナ》で復活させられるので、相手にプレッシャーをかけられるでしょう。

【16-135S】《ルールー》は、ブレイクゾーンの【カード名(ユウナ)】か召喚獣を1枚回収できます。これで相手に倒されてしまった【16-134S】《ユウナ》を再利用して戦線を再構築してもいいですし、召喚獣を回収して再キャストすれば、相手フォワードを一時的に弱体化させられるので簡単に除去できるようになります。

【16-136S】《アーロン》は、相手が何らかの効果を使うときに必ずこのカードを選ばせるようにする、避雷針的な能力を持っています。これでキーとなるカードを守れるのですが、さらに条件を満たせばブレイクゾーンに置かれたときにカードも引けます。さらにゲーム終盤にはパワーも上昇し、戦力としても活躍できるようになる隙のないカードです。

【16-137S】《リュック》は、アタックするたびに相手のフォワードを手札に戻せます。さらに【ジョブ(召喚士)】のフォワードをコントロールしていれば手札ではなくデッキの上に戻し、さらにカードも引けます。アタックするだけで除去+ドローの効果は破格の一言。ぜひ条件を満たしてアタックさせたいですね。EXバーストも持っているので押されている状況から逆転の一手になってくれることもありそうです。

次は召喚獣の【16-132S】《バハムート》。『FFX』のゲーム中で召喚したときの、背中のダイナモを回転させて力を溜める演出は当時衝撃的でしたね。


10000ダメージと除外の追加効果により、ほとんどのフォワードを何もさせず除去できます。そのぶんコストは高めですが、ゲームの中盤以降は1CPでキャストすることも1回はできるはず。序盤に引いた場合はコストにあて、後半いざというときにキャストするようにするといいでしょう。

最後は【16-133S】《ブラスカ》。

強力なスペシャルアビリティを2つ持っており、本来コストとして【カード名(ブラスカ)】のカードを捨てなくてはならないところを、召喚獣カードで代用して支払うことができます。

7000ダメージを与えるスペシャルアビリティ「召喚」は、召喚獣カード1枚を捨てるだけで使えるので、実質的に0コストで召喚獣をキャストしているようなものでコストパフォーマンスは抜群。

「マスター召喚」は3属性のCPが必要になりますが、相手のフォワードを2体ブレイクするうえに直接1ダメージを与えられます。こう着状態から一気にゲームを決められる破壊力を持っています。

◆おわりに
「FFTCG カスタムスターターセット FINAL FANTASY X」の収録内容と専用カードについて紹介しました。

冒頭でも少し触れましたが、1つのセットで3つのデッキとして遊べるので長く楽しめるのはもちろん、専用カードはスターターセットの枠に収まらず、構築戦でも通用するエキサイティングなカードがそろっています。対戦に慣れてきたらぜひ、新カードを活かしてスタンダードやL6構築のデッキにもチャレンジしてみてください。

それでは、また次回の記事でお会いしましょう。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。