【FFTCG】「MASTERS2021」開催直前! スタンダード&L6構築注目デッキ紹介!

『FINAL FANTASY TRADING CARD GAME』の公式記事連載。今週は、週末に控えた「MASTERS2021」に向け、ライターのたるほさんが注目のデッキを紹介します。

◆はじめに
みなさんこんにちは!『FFTCG』プレイヤーのたるほです。
該当地域での緊急事態宣言が解除されたことで、今週末はいよいよ! 待ちに待った「MASTERS 2021」の横浜大会、諏訪大会が開催される運びとなりました。

実に1年以上ぶりの対面で行なわれる公式イベントということで、記事を書いている今もワクワクしています。
ここからイベントが無事に継続していけるよう、プレイヤーである僕たちも一人一人が感染予防の意識と対策を徹底したうえで参加していきたいですね。

また、横浜大会ではフィーチャーマッチの中継も行なわれますので、参加できないという方もぜひご覧いただければと思います。

さて今回は、今週末に迫ったこの「MASTERS 2021」横浜大会、諏訪大会で一体どんなデッキが活躍するのか、「Opus XIII」環境で行なわれた「自宅名人戦」をもとに予想していきます。
それぞれの大会はL6構築(横浜)、スタンダード構築(諏訪)とフォーマットが分かれていますが、今回紹介するアーキタイプはどちらのフォーマットでも活躍する可能性があると思うので、今回は分けずに考察していきます。
「MASTERS 2021」に参加される皆さんはぜひ参考にしてみてくださいね。

それでは、はじめていきましょう!

◆「土雷【イミテーション】」
「土雷【イミテーション】」は「Opus XIII」環境最初の大会となった「第24回自宅名人戦」で優勝したデッキです。

●サンプルデッキ:「土雷【イミテーション】」(「第24回自宅名人戦」優勝 フォーマット:スタンダード)

カード番号 カード名 枚数
フォワード(29枚)
【13-003C】 《虚構の兵士》 3
【13-049C】 《まやかしの少年》 3
【13-029C】 《まやかしの妖魔》 3
【13-087C】 《うつろいの騎士》 3
【13-071R】 《エクスデス》 3
【12-121R】 《ノクティス》 3
【11-097H】 《ニックス》 3
【11-102C】 《リベルト》 3
【12-122L】 《レギス》 3
【13-081H】 《ライトニング》 2
バックアップ(13枚)
【2-092C】 《幽玄の道化》 3
【13-054C】 《いにしえの淑女》 3
【13-070C】 《うつろいの魔神》 3
【11-103C】 《ルーチェ》 1
【11-092C】 《クロウ》 1
【1-107L】 《シャントット》 2
召喚獣(8枚)
【4-093R】 《ヘカトンケイル》 2
【10-068C】 《クーシー》 3
【9-068H】 《ドラゴン》 3

デッキの軸となるのは【13-071R/2-101H】《エクスデス》と【ジョブ(イミテーション)】のキャラクターたち。


デッキのテーマ自体は「Opus II」からすでに登場していましたが、「Opus XIII」で【ジョブ(イミテーション)】のラインナップが大幅に強化され、メタゲームに食い込むまでのパワーを持つデッキとなりました。そのデッキパワーを支えるキーカードが【13-054C】《いにしえの淑女》imageです。

【ジョブ(イミテーション)】のコストを好きな属性のCPで支払えるようになるため、属性に縛られることなく強力な【ジョブ(イミテーション)】を採用できるようになります。
【ジョブ(イミテーション)】のカードたちは高いパワーを持つだけでなく一般アイコンを持っているので、バリューの高い同名カードを複数枚フィールドに出せるのも特徴です。
なかでも【13-070C】《うつろいの魔人》image、【13-087C】《うつろいの騎士》imageは自身と別の属性の【ジョブ(イミテーション)】をサーチして連鎖的に【ジョブ(イミテーション)】を展開できます。


【13-071R】《エクスデス》imageと【ジョブ(イミテーション)】が固定枠としてデッキの半分を占めるので、残りのデッキスロットをいかに環境に適応させるかがデッキ構築の肝となります。

【ジョブ(イミテーション)】は【13-054C】《いにしえの淑女》imageによって好きな属性のCPでコストを払えますが、デッキの軸と異なる属性のカードが多くなるとデッキの屋台骨となる【13-054C】《いにしえの淑女》imageや【13-070C】《うつろいの魔人》imageをキャストするためのCPが捻出できなくなるリスクも抱えているため、その点を意識して構築しましょう。

またデッキの要となるパーツがほとんど「Opus XIII」に収録されている「土雷【イミテーション】」の強さは、L6構築においても健在と思われます。
L6構築ではデッキのベースとなる土、雷属性の組み合わせとして主に【カテゴリ(XV)】のパッケージを組み込むのが一般的な構築のようです。

これらの【カテゴリ(XV)】のカードは「Opus XI」で登場したカードなので、「Opus XIII」の【ジョブ(イミテーション)】テーマとあわせて今後長きにわたってL6構築で活躍するアーキタイプの1つになるでしょう。

【13-071R】《エクスデス》imageのフィールドアビリティで【ジョブ(イミテーション)】のフォワードのパワーが+1000されるので、主戦力となるフォワードのパワーを9000以上に維持しやすく、後述する「火単」の除去カードに対処されにくいというのもL6構築では重要な要素となります。ただし召喚獣の選択肢が限られることで、【11-003R】《カイエン》imageを許してしまいやすくなっているという懸念点もあるため、構築の際はこうした弱点の補強を念頭に置いて構築していくのがいいでしょう。


◆「土水【ソフィ】」
「第24回自宅名人戦」から2週間後に開催された「第25回自宅名人戦」で優勝したのが「土水【ソフィ】」です。

●サンプルデッキ:「土水【ソフィ】」(「第25回自宅名人戦」優勝 フォーマット:スタンダード)

カード番号 カード名 枚数
フォワード(23枚)
【13-119L】 《ソフィ》 3
【13-118C】 《セーラ[MOBUIS]》 3
【11-064L】 《アーシュラ》 3
【13-057H】 《グラフ》 2
【13-060R】 《セシル》 1
【12-061L】 《クルル》 1
【3-144L】 《レナ》 3
【13-086R】 《アグリアス》 3
【10-106L】 《アーシェ》 1
【9-115R】 《ポロム》 2
【13-096R】 《ニコル》 1
バックアップ(17枚)
【13-093H】 《サラ》 3
【3-143C】 《レオノーラ》 1
【11-120H】 《ブラネ》 1
【9-110C】 《蒼龍王》 2
【1-156C】 《オヴェリア》 1
【11-068R】 《クレイラス》 3
【7-069C】 《コルカ》 1
【12-070C】 《モンク》 2
【2-089C】 《モンク》 2
召喚獣(10枚)
【10-068C】 《クーシー》 2
【9-068H】 《ドラゴン》 2
【12-068H】 《フェンリル》 2
【9-114C】 《不浄王キュクレイン》 2
【13-100R】 《リヴァイアサン》 1
【12-097H】 《シルドラ》 1

「Opus XIII」で登場した【13-119L】《ソフィ》imageは自身のパワーを上げるアビリティと、パワー10000以上でターンを終えるときにカードを引きつつ対戦相手に直接ダメージを与えるアビリティを持つ新規軸のカードで、【13-119L】《ソフィ》imageをいかにフィールドに維持し、パワーを10000以上にするかが「土水【ソフィ】」というデッキの肝になります。

土属性や水属性は【10-068C】《クーシー》imageや【12-068H】《フェンリル》imageのようにキーカードをブレイクゾーンから回収、復活させる手段が豊富にあります。【11-064L】《アーシュラ》imageや【3-144L】《レナ》imageも1枚でフォワード2体を並べることができるので、【13-119L】《ソフィ》imageの条件を満たすうえで役に立ちます。

なかでも強力なのが【12-068H】《フェンリル》imageです。
『FFTCG』では多くのデッキで、カードをサーチする手段として【8-058R】《ノルシュターレン》imageのようなコスト4以上のバックアップが採用されています。
【12-068H】《フェンリル》imageはこうしたバックアップをブレイクして相手のゲーム展開を遅らせつつ、こちらは【13-119L】《ソフィ》imageや【13-118C】《セーラ[MOBIUS]》をフィールドに出して展開を進められるため、多くのタイプの「土水【ソフィ】」で採用されています。【13-118C】《セーラ[MOBIUS]》をコンバットトリックとして運用できる点も相手ターンにキャストできる召喚獣ならではの強さです。現在、デッキ構築をするにあたってもっとも注意すべきカードの1枚でしょう。

また、安定性が高いことも「土水【ソフィ】」の強みの1つです。
【13-093H】《サラ》imageと【11-068R】《クレイラス》imageはどちらもバックアップをサーチできるバックアップであり、またサーチ対象が【ジョブ(王)】とかぶっているため、スロットを圧迫することなくバックアップの展開を安定させることができます。

【13-119L】《ソフィ》imageや【13-118C】《セーラ[MOBIUS]》などコスト2の多属性カードはバックアップ2枚からコストを支払うのがもっとも効率がよくなるため、バックアップを安定して展開できてこれらの強力な多属性カードを無駄なく運用できるというのは、このデッキの大きな魅力です。

L6構築では【3-144L】《レナ》imageが採用できず、【ジョブ(モンク)】の種類が少ないことで【11-064L】《アーシュラ》imageの汎用性が若干落ちるなど、スタンダードに比べてデッキのバリエーションは限られてしまいますが、代わりに【13-090L】《オヴェリア》imageと【13-086R】《アグリアス》imageのパッケージを組み込むことでデッキパワーを維持した構築が見られます。


◆「火風【FFTA】」
初のL6構築フォーマットの大会となった「第26回自宅名人戦」で優勝したのが「火風【FFTA】」です。

●サンプルデッキ:「火風【FFTA】」(「第26回自宅名人戦」優勝 フォーマット:L6構築)

カード番号 カード名 枚数
フォワード(26枚)
【8-006L】 《クラウド》 2
【11-017H】 《マーシュ》 3
【11-015L】 《ブラスカの究極召喚獣》 3
【13-129S】 《フィリア》 2
【13-130S】 《ランジート》 2
【13-040L】 《シャアラ》 3
【11-063L】 《リッツ》 3
【13-107C】 《ケイト》 2
【13-108L】 《レドナ》 3
【11-140S】 《カダージュ》 1
バックアップ(18枚)
【8-007C】 《黒魔道士》 3
【10-131S】 《エース》 1
【11-004C】 《クー・チャスペル》 2
【13-006C】 《ザンデ》 2
【11-020C】 《リルティ》 1
【13-014R】 《ラーケイクス》 1
【8-047C】 《ウァルトリール》 1
【11-056R】 《フィオナ》 1
【8-–058R】 《ノルシュターレン》 3
【11-053H】 《ドネット》 3
召喚獣(6枚)
【9-017C】 《ベリアス》 2
【10-002H】 《イフリート》 2
【12-002H】 《アマテラス》 2
モンスター(2枚)
【13-011C】 《鉄巨人》 1
【10-045C】 《ウンサーガナシ》 1

「火風【FFTA】」は【11-017H】《マーシュ》imageと【11-063L】《リッツ》imageをはじめとする【カテゴリ(FFTA)】のパッケージを中心に、火属性のアタッカーを風属性でサポートしながらビートダウンするデッキです。


キーカードとなる【11-063L】《リッツ》imageはアタック時にバックアップをアクティブにできるのでフィールドに残る限り継続してアドバンテージを稼げるだけでなく、中盤以降は自身もブロックされないアタッカーとして活躍できます。

メインのアタッカーとなる火属性のフォワードは「Opus XI」以降大きく強化されており、L6構築では火属性のデッキであるということが明確な使用理由となりえます。

また【8-058R】《ノルシュターレン》imageによって立ち上がりから安定したバックアップ展開ができる点は「火単」にはない強みです。「Opus XIII」では【13-040L】《シャアラ》image、【13-108L】《レドナ》imageが登場し【カテゴリ(FFTA)】のパッケージもさらに強化されています。

反面、【11-017H】《マーシュ》imageや【13-040L】《シャアラ》imageはブレイクゾーンを参照するカードなので【9-068H】《ドラゴン》imageなどでブレイクゾーンの【11-063L】《リッツ》imageなどを除外されてしまうと大きくパワーが下がります。
またオートアビリティを多用するデッキでありながらパワー8000以下のフォワードが多いので【12-002H】《アマテラス》imageが刺さりやすい点も注意が必要でしょう。

特にL6構築では火属性・土属性のデッキが多く、自然とこの2枚の採用率も上がっているため【11-017H】《マーシュ》imageをキャストするときは相手の介入も考慮してリスクの少ないプレイを心がける必要があります。

スタンダードでは相手の召喚獣やオートアビリティへの強力な抑止力となる【5-068L】《ヤ・シュトラ》imageや、【8-058R】《ノルシュターレン》imageのサーチ先として【11-063L】《リッツ》imageへアクセスできる【7-017H】《ミース》imageといった選択肢が増え、デッキの安定性や弱点となるカードへのケアができるようになります。

【11-017H】《マーシュ》imageと【11-063L】《リッツ》imageは2枚で完結していてさまざまなデッキに出張が可能なので、オーソドックスな「火風」タイプだけではなく、風属性を【11-063L】《リッツ》imageのみ採用し【11-020C】《リルティ》imageから擬似的にサーチを行なう「火単」型や、その発展系の「火土」型などの構築も考えられます

これからの「MASTERS 2021」でもフォーマットを問わずさまざまなデッキで見かけることになるでしょう。

◆「火単【侍】」
「MASTERS 2021」前、最後の「自宅名人戦」である「第27回自宅名人戦」で優勝したのは前環境から活躍を続ける「火単【侍】」でした。

●サンプルデッキ:「火単【侍】」(「第27回自宅名人戦」優勝 フォーマット:スタンダード)

カード番号 カード名 枚数
フォワード(24枚)
【8-004R】 《イロハ》 3
【11-003R】 《カイエン》 3
【8-138S】 《ヒエン》 3
【10-132S】 《ティナ》 2
【12-017H】 《マギサ》 2
【8-006L】 《クラウド》 1
【12-012L】 《テンゼン》 3
【13-017H】 《レイン》 3
【11-015L】 《ブラスカの究極召喚獣》 2
【13-129S】 《フィリア》 1
【13-130S】 《ランジート》 2
バックアップ(18枚)
【3-018C】 《ビビ》 1
【7-009C】 《侍》 3
【11-004C】 《クー・チャスペル》 2
【12-009C】 《侍》 3
【13-006C】 《ザンデ》 2
【1-030R】 《レブロ》 2
【8-137S】 《ゴウセツ》 3
【12-016C】 《ブレイズ》 2
召喚獣(8枚)
【11-001R】 《イフリート》 2
【10-002H】 《イフリート》 3
【12-002H】 《アマテラス》 3

「火単【侍】」は強力なアドバンテージ源でありながら自身もアタッカーとなる【12-012L】《テンゼン》imageと、各種「侍」をサーチし全体除去も担う【11-003R】《カイエン》imageの2枚を軸に、高い継戦能力と制圧力を誇るデッキです。

「Opus XIII」で【13-017H】《レイン》image、「対戦デッキ FINAL FANTASY XIV SHADOWBRINGERS」で【13-129S】《フィリア》imageと【13-130S】《ランジート》imageという新たな力を手に入れたことで、さらに強力なデッキとして「Opus XIII」環境でも活躍しています。

特に【13-017H】《レイン》image、【13-130S】《ランジート》imageはバックアップが並ぶほどコストが軽減されるアビリティを持っているので、バックアップの展開が安定しやすい「火単【侍】」と親和性が高いカードです。

これによって【12-012L】《テンゼン》imageを最序盤からキャストするロケットスタートだけでなく、バックアップからじっくり展開していくプランにも意味が生まれプレイの選択肢が広がりました

また「火単【侍】」はスタンダード、L6構築の双方でメタゲームの面でも流れに乗っているデッキだと考えています。

ここまで紹介してきた「土雷【イミテーション】」や「土水【ソフィ】」などは、特にフォワードの展開力に秀でたデッキですが、【11-003R】《カイエン》imageのアビリティで「侍」がアタックするたびに全体除去ができる「火単【侍】」は、自然とこれらのデッキに対抗する手段を持っています

また「土水【ソフィ】」のキーカードとして紹介した【12-068H】《フェンリル》imageにブレイクされるキャラクターが少ないため、隙を見せにくいのも強みの1つです。

今回、唯一【12-068H】《フェンリル》imageにブレイクされてしまう【12-016C】《ブレイズ》imageも「土水【ソフィ】」相手にはフォワードを2体除去するカードとしていつも以上にアドバンテージを稼ぎやすく、アクションアビリティを使うことで損しにくい運用ができます。

そのためか、現在のL6構築においては環境のトップメタは「火単【侍】」とも言われています
【7-009C】《侍》imageが採用できなくなるためバックアップの【侍】の数は減ってしまいますが、それ以外の面はほとんどスタンダードと同じカードで構築が可能であるという点が強みです。特に除去の手段が限られるL6構築で、豊富な除去手段を持っているのは非常に有利な点です。

【13-130S】《ランジート》imageや【10-002H】《イフリート》image、【12-002H】《アマテラス》imageといった8000ダメージを与えるカードが除去の基準となるため、L6構築のデッキを考えるときは「火単【侍】」を意識してパワー9000以上のフォワードを意識して採用することが重要になりそうです。

 

◆その他の注目デッキたち
今回紹介してきたものの他にも活躍を期待されるデッキは数多くあります。
「水雷」は「自宅名人戦」でこそ優勝していませんが、非常にパワーのあるデッキとして個人的にも注目しているデッキの1つです。
【12-124L】《サンクレッド》imageを活かした水属性主体の構築や、【ジョブ(騎士)】に注目した構築、はたまた光属性を多く採用した【3-145L】《聖天使アルテマ》image型などさまざまな構築が考えられます。

「Opus XIII」で登場した【13-090L】《オヴェリア》imageの蘇生能力は強力で、相棒の【13-086R】《アグリアス》imageと合わせてよく見るパッケージとなるでしょう。ただし「火風【FFTA】」同様、ブレイクゾーンへの依存度が高いデッキなので、【9-068H】《ドラゴン》imageは要注意です。

「氷風」は【12-116L】《ロック》imageを【12-038H】《アルテア》imageや【10-055H】《チョコボ》imageを使い毎ターンキャストするデッキです。
デッキの重要パーツである【13-037C】《オチュー》imageが【カテゴリ(VIII)】であることを活かして【13-032H】《リノア》imageを採用した構築は、キャスト数を稼ぎやすくデッキコンセプトを強化するだけでなく、制圧力が高い【13-031R】《ラグナ》imageでデッキの勝ち筋を増やすことができます。

また「Opus XII」環境でも猛威を振るった【12-114R】《バラライ》imageによる全体除去能力も健在で、「MASTERS 2021」でも避けて通ることのできない相手となるでしょう。ただし【5-067R】《ミューヌ》imageのような重要パーツが採用できないL6構築では、現時点では構築が定まっていないので、直近の大会ではあまり見ないかもしれません。

ほかにも「風土【スカリーXYZ】」や「氷風土」など前環境で活躍したデッキが「Opus XIII」仕様になって勝ち上がってきても不思議ではありません。
「MASTERS 2021」は長期間にわたる大会となるので、個別のデッキに注目するだけでなく、メタゲームを見極めてデッキを選択していきたいですね。

◆おわりに
今回は、来たる「MASTERS 2021」開催に向けて「自宅名人戦」の優勝デッキを中心に注目デッキを紹介してきました。

もちろん今回紹介したものの他にもまだまだ注目のデッキはたくさんあり、一体どんなデッキが勝ち上がってくるのかまだまだ想像もつきません。

僕も参加予定の「MASTERS 2021」諏訪大会では、今回紹介していないデッキを使うつもりなので、それはまたの機会にご紹介したいと思います。

こちらの記事でもまた優勝された方へのインタビューなどを行ない、盛り上げていきたいと思います。
繰り返しではありますが、一人一人が感染防止に気をつけて、少しずつこれまでのようなイベントに近づけていきたいですね。

それではまた次回の記事でお会いしましょう!