【FFTCG】前期王者が新環境でもその強さを魅せた! ~日本選手権 2023 Spring 千葉大会優勝者インタビュー~

『FINAL FANTASY TRADING CARD GAME』の公式記事連載。今回は「日本選手権 2023 Spring」千葉大会で優勝したはらさんのインタビューをお届けします。

 

◆はじめに
みなさん、こんにちは!
『FFTCG』公式記事ライターのたるほです。

新年度を迎え「日本選手権 2023 Spring」が始まりました。
全国各地で行なわれる27回の予選大会と、秋に行なわれる本戦からなる長いトーナメントのスタートです。

その先には数年ぶりの開催となる「世界選手権 2023」が控えており、今年の『FFTCG』シーンは熱く盛り上がることになりそうです。

今回は、そんな「日本選手権 2023」の最初の大会となる「日本選手権2023 Spring」千葉大会で優勝されたはらさんにインタビューを行ない、最初の覇者となった「火風土水【ウォーリアオブライト】」についてお話をうかがいました。

前環境から引き続きトーナメントシーンをけん引するプレイヤーが、今環境ではどんな活躍を見せるのか、その序章をお届けしていきたいと思います。

 

◆王者、快調な滑り出し! 「火風土水【ウォーリアオブライト】」
――「日本選手権 2023 Spring」千葉大会、優勝おめでとうございます。
はら:ありがとうございます。

――はらさんは先日の「MASTERS 22-23 FINAL」で優勝し、いち早く「日本選手権 2023」本戦の参加権利を獲得していましたが、「悪夢より来たる」シーズンでも環境の最初となる今大会でみごと優勝し、幸先のよいスタートを切られましたね。使用したデッキは「火風土水【ウォーリアオブライト】」という「悪夢より来たる」の顔ともいえる【19-128L】《ウォーリアオブライト》を軸としたデッキでした。まずは今回、こちらのデッキを使用した経緯について聞かせてください。


はら:今お話しただいたとおり、「日本選手権 2023」については先日の「MASTERS 22-23 FINAL」で本戦の参加権利を獲得していたので、千葉大会に参加する個人的な意義は「優勝するかそれ以外か」というものでした。そこで、デッキ選択も優勝できる構築を目指すことに焦点を当てたデッキ選択を行なう必要があると考えていました。

――「日本選手権 2023」本戦の参加権利は上位2名か4名のプレイヤーに配られますが、すでに権利を獲得しているはらさんにとっては、そこを目標にする必要はありません。となれば当然目指すべきは優勝というのは自然なことですね。優勝を目標に見据えたうえで、今環境をどのように考察したのでしょうか?

はら:「悪夢より来たる」環境のL3構築について考えたとき、まず考えるべきデッキは「火雷【XIII】」です。L3構築はシーズンごとにカードプールがガラッと入れ替わるのですが、「火雷【XIII】」はデッキの軸となるカードが「カスタムスターターセット FINAL FANTASY XIII」に収録されているので、前環境から引き続き活躍の見込まれるデッキでした。むしろ「悪夢より来たる」でも新たに【カテゴリ(XIII)】の強力なカードが登場していて、これまでにも増して強力なデッキとなっています。千葉大会でも決勝トーナメントまで勝ち進むポテンシャルは十分に持ち合わせているデッキだと考えていました。


――実際に千葉大会では参加者60名中23名が「火雷【XIII】」を選択しており、今回のメタゲームにおいて中心となるデッキだったと思います。はらさん自身が使用するという選択肢もあったのではないでしょうか?

はら:非常に強力なデッキであることに間違いはなかったのですが、「火雷【XIII】」には2つの懸念点がありました。

1つが、プレイヤーごとの差がつきにくいデッキという点です。

「火雷【XIII】」は初手の【19-129S】《ヴァニラ》、【19-137S】《ホープ》から【19-138S】《ライトニング》へつなぐ展開の都合上、デッキの動きが固定化され、構築はそれに最適化されたものとなるため構築やゲームプランニングにプレイヤーによる差が生まれにくく、頻発するであろうミラーマッチでは勝敗を分ける要素が先手後手の差や回ったもの勝ちという結果になりやすいです。優勝を目指そうと考えた場合、最終的な勝敗を分ける要素が運によるものになることは避けるべきです。

また、強力なデッキであれば当然対策をするプレイヤーが多くなります。特に『FFTCG』プレイヤーはデッキ選択の際、環境でもっとも意識されているデッキを対策する側に回りたがるプレイヤーが多い傾向にあると考えているため、「火雷【XIII】」にとっては逆風の強い環境になるのは明白でした。

これらのことから、千葉大会では「火雷【XIII】」を使うという選択肢は考えていませんでした。

――では「火風土水【ウォーリアオブライト】」を使用したのにはどういった背景があったのでしょう?

はら:「火風土水【ウォーリアオブライト】」は一度【19-128L】《ウォーリアオブライト》をキャストできる状況を作ってしまえばほとんどのデッキに勝てるほどのパワーを持つデッキで、まさに優勝だけを狙うならこのデッキだろうというものでした。

バックアップを展開して戦うデッキの構造上「火雷【XIII】」に対してかなり相性が悪いものの、環境で想定されるほとんどのデッキに対して有利であるため、なんとか「火雷【XIII】」に対してワンチャンスをつかめないか? というアプローチからデッキを考え始めました。

●「火風土水【ウォーリアオブライト】」(「日本選手権 2023 Spring」千葉大会優勝 フォーマット:L3構築)

カード番号 カード名 枚数
フォワード(27枚)
【19-128L】 《ウォーリアオブライト》 3
【18-111L】 《バッシュ》 3
【18-120H】 《ティファ》 3
【18-130L】 《フリオニール》 2
【19-107C】 《ヴァン》 2
【19-118L】 《ユウナ》 3
【19-120C】 《ガーネット》 2
【17-107R】 《アルフィノ》 2
【17-138S】 《ローザ》 1
【18-068R】 《リュック》 1
【19-057L】 《ケフカ》 3
【19-096C】 《ティーダ》 1
【19-103H】 《ティーダ》 1
バックアップ(17枚)
【18-016C】 《ルールー》 3
【19-042C】 《白魔道師》 2
【19-046C】 《ダチ》 3
【18-056C】 《ケットシー [XI]》 2
【19-068R】 《リディア》 3
【18-101C】 《レン》 1
【18-102C】 《ワッカ》 3
召喚獣(6枚)
【19-001R】 《イフリート》 1
【17-014R】 《バハムート》 2
【17-053R】 《チョコボ》 1
【19-064R】 《フェンリル》 2

――具体的にどういったアプローチをされたのか教えてください。
はら:もともと「火雷【XIII】」と戦ううえで必要だと考えていた展開は、初動の【19-129S】《ヴァニラ》や【19-137S】《ホープ》を除去して【19-138S】《ライトニング》に効果的なアタックをさせない状況を作ることだったのですが、この展開はこちらがベストな手札でなければ対応できず、また相手が後続を引かない前提になってしまうためあまり安定したプランではありませんでした。

しかし逆に考えてみると、「火雷【XIII】」側はベストの展開で動いたとしてもフォワード4体のアタックと【19-138S】《ライトニング》のアビリティで最大6点までしかダメージを与えることができず、初動を止められなくてもまだゲームに敗北するわけではありません

そこで考えたのが“一度アタックを受け入れ、「Damage」効果を持つカードなどで逆転する展開を作ること”でした。

具体的に「Damage」を持つ対策カードとして挙げられるのが、【19-118L】《ユウナ》と【17-107R】《アルフィノ》です。


特に【19-118L】《ユウナ》は強力で、もともと持つ除去効果でフォワードを1体対処しつつ、「Damage」効果でさらにブロッカーとなるフォワードを展開できます。

この際の選択肢となるのが【18-068R】《リュック》、【19-096C】《ティーダ》、【19-103H】《ティーダ》の3種類で、【19-096C】《ティーダ》と【19-103H】《ティーダ》はフィールドに出たときにさらに1体フォワードを除去できます。

また、リソースに余裕があれば【19-096C】《ティーダ》から自身の【19-118L】《ユウナ》を手札に戻してさらに展開するという流れも可能です。【19-118L】《ユウナ》自体が【17-107R】《アルフィノ》からフィールドに出せるカードでもあるため、「Damage 5」は一度有効になれば連鎖的にフォワードを展開しつつ、相手のフィールドを制圧できる非常に強力なギミックでした。


また【19-057L】《ケフカ》をブロッカーにしつつ、同じくダメージを5点以上受けた状態で有効になる【17-014R】《バハムート》の15000ダメージ割り振りの効果を使うコンボも「火雷【XIII】」を崩すうえで非常に有効なアクションでした。

一度「火雷【XIII】」の攻勢を通すということは、相手のフィールドには少なくとも【19-138S】《ライトニング》を含む3体のフォワードが展開されていて、3体にアタックされると受けているダメージは4点となります。この状況で【18-111L】《バッシュ》を使いダメージを受けつつ【19-057L】《ケフカ》をサーチしてくると、能動的に【17-014R】《バハムート》の条件を満たしつつ0CPで【19-057L】《ケフカ》をキャストすることができます。【18-111L】《バッシュ》でダメージを受けるのは本来「火雷【XIII】」に対してリスクになりやすいですが、「Damage」効果を前提とした構築では能動的に条件を満たせるようになるため、むしろ非常に重要な1点です。


「火風土水【ウォーリアオブライト】」ではこうしたギミックを複数採用することで、「火雷【XIII】」に対して安定して立ち回れるような構築を目指しました。

――「火雷【XIII】」に対して一度ダメージを許してから切り返すという動きは1つのセオリーになると思っていましたが、【19-057L】《ケフカ》を使用するというのは目から鱗でした。

はら:【19-057L】《ケフカ》については「悪夢より来たる」のカードリストで初めて見たときは私自身も「あまり強いカードではないな」という印象を持っていました。ですが、千葉大会に向けた調整会を行なった際、Kurosawaさん(※「世界選手権 2019」チャンピオンのプレイヤー)が【19-057L】《ケフカ》を使用していたのを見て、その印象が払しょくされたのです。そのときは【19-057L】《ケフカ》+【17-014R】《バハムート》のコンボで使われたわけではなかったのですが、そのときの動きを覚えていたことが、のちにこのコンボの採用につながりました。

最初の印象では【19-057L】《ケフカ》はコスト軽減効果を持っているため、それを達成しなければ強くないだろうと考えていたのですが、ブレイクゾーンに置かれたときにブレイクゾーンの召喚獣をキャストできるアビリティの即時性が優秀で、5CP支払ってキャストしても十分なリターンを得られる効果でした。またブレイブを持っているフォワードという点も環境的に追い風でした。現在のL3環境は先述した「火雷【XIII】」に加え、各種多属性デッキなどフォワード主体のデッキが非常に多い環境です。こうした環境ではフォワードどうしでのやり取りが多くなるため、ブレイブで攻守に参加できるカードの評価が高くなります

初見の印象と実際にデッキ落とし込んだときの強さのギャップが大きなカードで、このカードの有無がデッキに与えた影響も大きかったので、あらためて他プレイヤーとの調整の重要さを感じさせてくれた1枚でした。

――特定の状況を意識したカードとしては【17-138S】《ローザ》もそういった意図からの採用に見えますが、これは「火雷【XIII】」に対して有効なカードというわけではありませんよね?

はら:【17-138S】《ローザ》はひれひれ(∵)さん(※はらさんと同じショップを拠点に活動するプレイヤー)にアドバイスをもらい、「火氷雷【VI】」や「氷雷」などの氷属性への対策として採用したカードです。このカードを採用していることで、特にバックアタックで使われる【18-116L】《セフィロス》に対して強く出られるので、1枚で相手の受け手段を崩すことができるカードでした。


【17-138S】《ローザ》は単純なカードパワーという意味では決して強いカードではありませんが、明確な役割を持つカードはカードパワーという物差しだけではなく、採用する必要性があるかという観点で評価すべきだと考えています。逆に言えば、カードパワーが高いというだけで採用したカードがデッキ単位で考えてみると不要だったということもあるので、カードを採用している理由は明確にしながらデッキを組んでいく必要があると思います。

――環境考察をかなり具体的に進めたうえで、仮想敵に応じたピンポイントなカード採用を行なったということですね。では次にそれ以外の採用カードについても聞かせていただきたいと思います。いわゆる固定スロットに近いカード採用になるのかなと思うのですが、4属性デッキという都合上、多属性カードを多く採用されていますね。

はら:4属性ともなると、各属性のCPを安定して供給することが1つのテーマとなるので、汎用性の高い多属性カードを中心に採用しています。まず先述の「Damage」効果を軸にしたゲームプランに関わるカードとして【18-111L】《バッシュ》と【19-118L】《ユウナ》はそれぞれ3枚採用しています。また【18-120H】《ティファ》は単純な除去性能に加え、スペシャルアビリティ「メテオストライク」も強力であるため3枚採用となっています。


――【18-130L】《フリオニール》、【19-120C】《ガーネット》、【19-107C】《ヴァン》はそれぞれ2枚ずつの採用に留まっていますね。

はら:【18-130L】《フリオニール》は非常に優秀なドローソースかつ、ヘイストでゲームを決める力を持つカードなのですが、「火雷【XIII】」を意識して採用される【17-090R】《イクシオン》に巻き込まれてしまうため、使用する機会が少ないことを考慮し2枚採用に留めています。


【19-120C】《ガーネット》は【19-068R】《リディア》からサーチを行なう都合上採用しているカードですが、召喚獣の採用枚数自体はさほど多くないため、こちらも2枚採用に留めています。とはいえ「火風土水【ウォーリアオブライト】」はフォワード主体のデッキな都合上1ターンあたりの行動回数が少なくなりやすいので、召喚獣によってターン内のアクション数を増やせるという独自の強みがあります。


【19-107C】《ヴァン》は上記の2枚と比べると、若干控えめなポテンシャルのカードなのですが、手札を増やすカードが多くなりがちな多属性カードのなかで、相手への除去とバックアップをアクティブにする効果を状況に応じて選択できる【19-107C】《ヴァン》はなくてはならない存在です。EXバーストを持つため受ける展開にも強く、当日、決勝ラウンドではバックアップが凍結され身動きが取れないなか【19-107C】《ヴァン》のEXバーストから一気に試合がひっくり返ったこともあったので、見た目以上に活躍してくれた1枚でした。


――続いてバックアップについてもお聞きしたいです。基本的な構成は前回の記事でも紹介した【19-046C】《ダチ》による【カテゴリ(X)】のバックアップサーチと【19-068R】《リディア》を組み合わせたものですが、はらさんのデッキリストではさらに【19-042C】《白魔道師》が採用されています。

はら:この「火風土水【ウォーリアオブライト】」はバックアップのサーチは得意なデッキなのですが、唯一風属性に関してはサーチすることができません。そのため風属性のバックアップは採用枚数を厚くする必要があると考えたのですが、そこで注目したのが【19-042C】《白魔道師》でした。アクションアビリティによって多属性カードを回収できる能力はデッキとかみ合っており、また「Damage」効果でダメージ3点目以降はフィールドに出たときバックアップをアクティブにできるので、そのまま【19-128L】《ウォーリアオブライト》のキャストまでつなげることもできます。


――【19-042C】《白魔道師》は自身もアクティブにできるので、隙なく【19-128L】《ウォーリアオブライト》までつながるのは強力ですね。【19-068R】《リディア》を採用するうえで召喚獣の採用も気を配ったポイントかと思いますが、それぞれの召喚獣の採用理由についても教えてください。

はら:まず【17-014R】《バハムート》ですが、これは前述のとおり対「火雷【XIII】」への核となるカードとして採用しています。

【19-068R】《リディア》を介することで【19-057L】《ケフカ》用にブレイクゾーンに送ることもできるのですが、ダメージ5点以上の状態であれば単体でも【19-137S】《ホープ》と【19-138S】《ライトニング》をセットで対処できるようになるため、手札からキャストする機会も多いと考え2枚採用しました。

同じく2枚採用している【19-064R】《フェンリル》は現在のL3環境でとても使いやすい召喚獣で、「火雷【XIII】」の【19-138S】《ライトニング》や【19-124L】《ヤ・シュトラ》、「火氷雷【VI】」や「氷雷」の【18-116L】《セフィロス》、ミラーマッチの【19-128L】《ウォーリアオブライト》など、どんな対面でも無駄になることがありません。


――【19-001R】《イフリート》と【17-053R】《チョコボ》は1枚採用に留まっていますが、使用頻度はそれほど多くないのでしょうか?

はら:【19-001R】《イフリート》は【17-014R】《バハムート》の3枚目と枠を取り合うカードなのですが、コスト軽減が便利で終盤相手の【19-138S】《ライトニング》に対して除去を構える局面も少なくないので1枚は必要だろうと判断し採用しました。【17-053R】《チョコボ》についてはもともと【19-035R】《アレキサンダー》を採用していて、それなりに強力だったのですが仮想敵となるデッキに対して必須というわけではなく、勝敗を左右するカードではないと判断し採用を見送りました。しかし【19-068R】《リディア》を使ううえで風属性のサーチ先となる召喚獣は必要です。【17-053R】《チョコボ》はEXバーストを持つため、相手の攻撃を受ける構築とマッチしており、手札に来た場合や【19-120C】《ガーネット》から回収して積極的にキャストするカードとして採用しています。


◆環境を読み切った“楽勝”な勝利!?
――新環境での最初の大会で優勝という成績を収めたわけですが、大会に参加してみてどういった印象を受けましたか?

はら:今回の大会、実は自分的には楽勝だったというのが率直な感想です。というのも、自分が知らない、意表を突かれるデッキと対戦する機会がなかったんです。これは素直に自分の調整環境が恵まれていたからだと思いますが、想定した相手に想定の範囲内の動きで勝利できた大会だったと思います。

――最初に「優勝かそれ以外か」という目標を持っていたと言っていましたが、みごとにそれを実現した大会になりましたね。デッキのお話を聞いているなかで、ふわっとしたパワーカードで構築するのではなく、多少カードパワーを落としても明確な意思を持った採用をしている印象を受けましたし、楽勝と思える結果もそうした積み重ねの賜物なのかもしれません。「悪夢より来たる」環境でも好スタートを切った今シーズンですが、「日本選手権 2023」に向けて何か目標などはありますか?

はら:実は「日本選手権 2023」に向けた気持ちみたいなものはなくて、今後も一つ一つの大会を楽しんでいければと思っています。結局、自分にとって重要なのは今戦っているその大会で勝てるかってことなので。

でも今回の優勝で『FFTCG』のモチベーションはすごく高くなったので、今シーズンはいつも以上に遠征してみてもいいかなと思っています。(笑)

――全国各地にはらさんが出没するとなると、いつも以上に手ごわくなる大会が増えそうですね。本日はありがとうございました。

◆おわりに
今回は「日本選手権 2023 Spring」千葉大会で優勝したはらさんにインタビューを行ない、「悪夢より来たる」環境の幕開けを飾った「火風土水【ウォーリアオブライト】」についてお話をうかがいました。

「楽勝だった」と結果について語るのは決して慢心からではなく、誰よりも勝ちに向き合った勝者ならではのものだと思います。

今シーズンは各地への遠征も検討しているということなので、僕も一矢報いる覚悟で王者に挑んでいきたいと思います。

次回の「日本選手権 2023 Spring」神戸大会は「悪夢より来たる」環境で初となるスタンダードでの公式トーナメントとなります。

これまでの環境を打破する新カード・新デッキは登場するのか? 注目しながらその日を迎えたいと思います。

もちろんその結果はインタビューでお届けしたいと思いますのでお楽しみに!

それでは、また次回の記事でお会いしましょう!