約750名が挑んだ日本決勝進出のラストチャンス! 「バトスピチャンピオンシップ2023 バトル オブ リベンジャーズ」会場レポート&優勝者インタビュー


1月21日、千葉・幕張メッセ 展示ホール7にて『バトルスピリッツ』の大規模公式イベント「バトスピチャンピオンシップ2023 バトル オブ リベンジャーズ」が開催されました!

本イベントは、バトラーの頂点を決める全国大会「バトスピチャンピオンシップ2023」における、最後の日本決勝進出権利をかけた大会をメインに、さまざまなサイドイベントが開催されました。
本記事では会場の模様をお伝えするフォトレポートを、大会優勝者へのインタビューとあわせてお届けします!

 

◆多彩なバトルが楽しめた充実のサイドイベント

サイドイベントは勝ち残り、負け抜けで勝ち星に応じた記念品がゲットできる恒例の「ガンスリンガーバトル」、コラボカード/ディーバのカードのみで構築したデッキを使ってバトルができる「コラボ3戦バトル」「ディーバ3戦バトル」のバトルイベントを実施。いずれも大盛況でしたが、とりわけガンスリンガーバトルは参加待機列が常に途絶えないほどの人気となっていました。

また、ゲストとしてバトスピ公式アンバサダーの田中健大さん、わたなべそうさんもイベントに参加。本戦の対戦開始コールや表彰式を担当したほか、サイン会も実施され、多くのバトラーが集まっていたのも印象的です。

▲サイン会の合間にミニステージで記念撮影!

物販では15周年を記念した豪華なグッズセット「Battle Spirits 15th ANNIVERSARY メモリアルバトスピセット」を中心に多彩なアイテムを販売。総合情報誌「バトルスピリッツ バトラーズガイド2024」も先行販売されていました。

 

◆激動の環境を制した優勝者3名へインタビュー!

本戦イベントは3ブロックに分かれて開催。1ブロック256名、3ブロック合計で768名のバトラーが日本決勝進出をかけて激突しました。
スイスドロー最大7回戦の予選ラウンドを抜け、各ブロック上位16名が決勝トーナメントへ進出。デッキ分布は有力視されていた「アイボウ突契約」デッキが若干目立つものの、「獄契約」「蒼契約」「超星」など、バラエティ豊かなデッキが決勝トーナメントのバトルを彩りました。

どのデッキが抜きん出るかわからない大接戦の末、各ブロックの優勝に輝いたのは以下の3名!

Aブロック:つつみ選手「アイボウ突契約」デッキ
Bブロック:はるき選手「呪契約」デッキ
Cブロック:たぬき選手「獄契約」デッキ

ここからは、優勝した3名へのインタビューをお届けします!

▲写真右から、はるき選手、つつみ選手、たぬき選手。

■Aブロック優勝:つつみ選手
―優勝した今の心境を、これまでの『バトスピ』歴や大会の優勝経験とあわせてお聞かせください。
『バトスピ』歴は『神煌臨編』から始めて6年目になります。これまでは昨年の「バトスピチャンピオンシップ2022 バトル オブ チャレンジャーズ」でベスト8だったり、今年の「バトスピチャンピオンシップ2023 Cycle1 バトラーズツアー」でも日本決勝まであと少しというところで敗退していて、すごく悔しい想いをしていました。そのなかで最後の最後のチャンスとして出場した本大会で、初めて手にした日本決勝進出なので、やっと満足できたというのが第一です!

―本日の使用デッキと使用理由は?
「アイボウ突契約」デッキです。使用理由は単純に現環境で不利対面がほぼなく、安定性も高いデッキだからですね。そのぶん上手く扱うには練度が必要にはなってくるのですが、YouTubeの『バトスピ』公式番組「バトスピリーグ」で一緒にバトルしているチームフルアヘッドのメンバーをはじめ、練習メンバーに恵まれていたおかげで全力を出し切ることができました。そういう意味ではみんなのおかげで手にした優勝です!


―デッキの調整で気をつけたポイントは?
「アイボウ突契約」のよく見かける構成では《頼れる相棒》を1枚採用していますが、自分はその枠を《レーザーボレー》に変えています。ミラーマッチに対して強く出れるほか、予想外のデッキタイプにも対応しやすいためずっと愛用しているのですが、本大会でもこのカードが光って勝てたバトルも多かったです。また、防御札として《白晶防壁(リバイバル)》3枚、《絶甲氷盾(リバイバル)》2枚という構成もメジャーですが、自分は白晶2、絶甲3にして、序盤の攻めをしのげる、なるべくロングゲームができるように意識したバランスにしています。《絶甲氷盾(リバイバル)》は《聖皇ジークフリーデンXV》の存在のおかげでバーストとしてセットした場合もプレッシャーとして働くこともあって、惜しみなく採用しました。

―大会のハイライト、記憶に残ったバトルはありますか?
決勝2回戦目の「アイボウ突契約」ミラーマッチです。相手が同じ調整チームであり、チームフルアヘッドのチームメイトでもあるmurasame選手で、お互いの手の内やデッキをすべて知り尽くした同士のバトルでした。自分の動きが読まれていること前提で、裏の裏をかく立ち回りが常に求められたので、一手一手がすごく難しいバトルでした。

―本日のMVPカードは?
《聖皇ジークフリーデンXV》が一番活躍したMVPですね。決勝戦でもこのカードがなかったら負けていたと思います。今回の大会を1日支え続けてくれた、感謝したい1枚です!

―本大会の環境を振り返った印象をお聞かせください。
まず、受けの環境が変化したことが挙がります。これまでバーストは《審判蛇ツイノムシバミ》など、攻めに使うことで強いカードが台頭していましたが、《聖皇ジークフリーデンXV》は受けに強いバーストで、わざとBP負けする立ち回りのような、これまでの『バトスピ』にはなかったプレイが生まれ、結果的にどのカードが出てくるかわからない、バーストの多様性も生み出してくれました。それに応じてバーストに反応する《超星使徒スピッツァードラゴン》が流行したり、《聖皇ジークフリーデンXV》を止められる「秘契約」デッキが採用されたり、バーストを封じる《七大英雄獣ヘクトル》が再来したりとメタゲームが短期間でぐるぐる動いていたのも印象的でした。受けが難しい、勝率を左右する環境だったんじゃないでしょうか。

―1月27日には『契約編:界 第4章 界導』、4月からは新シリーズ『契約編:真』が登場します。それぞれの期待するポイントや、組んでみたいデッキがあれば教えてください。
『界導』は《超契約煌臨》が登場する「造契約」「冥契約」に注目しています。「造契約」は決勝トーナメント3回戦でも当たったデッキで、既にトップデッキと紙一重の戦いが展開できるところをさらに強化される形となるので、おそらく次の環境トップに躍り出るんじゃないかなと。「冥契約」は《三賢神ラルヴァンダード》などのライフ貫通が環境の大半を占めているなかで強く出れるデッキだと思っているので、今回の強化によって環境の一角くらいには並ぶ可能性がありますね。『契約編:真』はまず何より「契約創界神」のシステムに期待しています。創界神ネクサスの契約版というところで、果たしてシンボルはつくのか、魂状態になるのか、《契約煌臨》は受け継がれるのか……などなど、今から気になるところが多くてワクワクしますね!

―ホームにしているショップはありますか?
「トーナメントセンターバトロコ新津田沼駅前店」です。非公認大会を月1回くらいのペースで主催させてもらっているのもあって、すごくお世話になっています。大会用のデッキを調整するときも、大体ここで閉店まで粘っていますし、自分の『バトスピ』人生を語る上では欠かせない正真正銘のホームですね。非公認大会に参加してもらうのはもちろん、フリー対戦も大歓迎ですので、ぜひ自分とバトルしに来てください!

 

―日本決勝大会への意気込みをひとこと!
これまで日本決勝に出場するバトラーの練習に付き合ってきた経験があって、そのときも全国優勝を勝ち取るために一丸となってがんばっていました。今度は自分の番が回ってきたので、みんなの想いを受け継いでより一層努力して、日本一を掴もうと思います!

 

■Bブロック優勝:はるき選手
―優勝した今の心境を、これまでの『バトスピ』歴や大会の優勝経験とあわせてお聞かせください。
『バトスピ』歴は5年くらいになります。去年も全国決勝に出場はしていたんですが、出場権利を得たのがショップ開催の二次予選だったので、こういった大きい会場で勝ち上がるのは初めてです。大舞台の緊張感もあったので、そのなかで優勝できたのは嬉しいです!

―本日の使用デッキと使用理由は?
「呪契約」デッキを使用しました。もともと「超星」デッキか「アイボウ突契約」デッキを使おうと思っていたんですが、それぞれ強い動きができなかったときの復帰が難しく、自分に合っていなかったんです。また、本大会はキャンセル待ちで出れるかどうか直前までわからなかったのもあって、一番慣れている「呪契約」を選びました。現環境で多いと読んだ「超星」「アイボウ突契約」デッキに勝てるデッキというのも大きいですね。

―デッキの調整で気をつけたポイントは?
大規模の大会で対戦数も予選、決勝あわせて11回と多いため、「呪契約」デッキの苦手な創界神ネクサスには2、3割は当たるだろうと予測しました。そのため、対抗策となる《ゴッドブレイク》を入れています。実際に予選ではゲーム後半で引いてきて、相手の作り上げた盤面を次のターンに返させないような動きができたのでよかったです。

―大会のハイライト、記憶に残ったバトルはありますか?
決勝トーナメント2回戦です。相手の「超星」デッキに100点満点のような動きをされてしまって、対抗策の《ゴッドブレイク》も引き込めず、フィニッシャーの《血鬼神将ゴク・オボロ》の煌臨条件がカウント7なんですがそれも2しか貯まらず……。正直負けを覚悟していたんですが、決死の覚悟で《聖皇ジークフリーデンXV》をバースト発動して、相手の防御札がないことを祈りつつ、頭をフル回転させてギリギリでアタックを通して勝つことができました。

―本日のMVPカードは?
ハイライトの活躍もあって《聖皇ジークフリーデンXV》ですね。このカードが強いと思って、一番有効に使えるのが「呪契約」デッキだったというのもデッキの選択理由になっています。

―本大会の環境を振り返った印象をお聞かせください。
繰り返しになってしまうのですが『契約編:界 第3章 紡約』で《聖皇ジークフリーデンXV》が登場した影響が大きい環境だと思いました。バーストをセットされるだけで《ジークフリーデンXV》でもそうでなくとも警戒しないといけない。バーストに対する読みと対策がよりバトルを左右する環境だと感じました。

―『契約編:界 第4章 界導』や『契約編:真』の期待するポイントや、組んでみたいデッキがあれば教えてください。
『界導』はBOX購入特典の《オラクル二十一柱 VI ザ・ラバーズ》《オラクルVI オーバーラバーズ》が強いと思っています。これらが使える、契約の巫女トアの契約スピリット6体は全体的にデッキが強化されるはずなので期待したいですね。『契約編:真』に関しては、僕が『バトスピ』を始めたのが2018年4月発売の『神煌臨編 第1章 創界神の鼓動』で、創界神ネクサスにはすごく思い入れがあるんです。なので、契約カードとして再登場する「契約創界神ネクサス」は楽しみです!

―ホームにしているショップはありますか?
今は大阪で一人暮らしを始めて1年くらいなので、まだホームはあまりないんです。いろいろショップを回っている最中なので、これからできるといいですね! 以前は地元が兵庫県姫路なので「カードラボ姫路店」や「竜のしっぽ 姫路店」で友達と集まってよく練習していました。

―日本決勝大会への意気込みをひとこと!
去年の日本決勝大会は3位入賞で、優勝を逃したのがすごく心残りでした。なので、今年は絶対優勝できるようがんばりたいです! あと、僕は「バトスピリーグ」にもチームティアワンとして参加しているので、そちらでも優勝してチームメイトを日本決勝に連れていきたいです!

 

■Cブロック優勝:たぬき選手
―優勝した今の心境をお聞かせください。
素直に嬉しいです。過去には「ワイルドバウト ダブルアール」という店舗主催の大型大会の予選で準優勝となり、全国決勝に進めなかった思い出があるので、雪辱を果たせました。また、本大会のような公式大会はキャンセル待ちになることも多かったんですが、今回は最初から当選できたので、より意気込んで挑戦できたのは大きかったと思います。『バトスピ』歴でいうと第1弾からで、小さい頃から200円を握りしめてカードダスを回していたんですが、スポーツをやっていた関係もあって一時期は離れていたんです。でも、白のガーディアンのしゅくりさんがYouTubeの公式番組で《寅の十二神皇リボル・ティーガ》の「機獣」デッキを使っていて、自分も真似をしてみたいと思ったのが復帰のきっかけになりました。

―本日の使用デッキと使用理由は?
「獄契約」デッキを使いました。今回は大会参加人数が約750人と大規模なこともあり、いろんなデッキとバトルする多種多様な環境が予想されました。そのなかで、どのデッキに対しても半分は勝率がとれるデッキをいくつか選別して、特に自信があった「獄契約」を持ち込むことになりました。

―デッキの調整で気をつけたポイントは?
いつもならトップデッキに対するメタカードを意識する構築が好きなんですけど、今回は先に挙げたように多彩な環境でいろいろな対面があるということで、どの相手にも刺さりそうなバーストを3枚ずつ組み込んだシンプルなデッキリストにしています。とにかくまんべんなく戦えることを重視しましたね。

―大会のハイライト、記憶に残ったバトルはありますか?
予選4回戦目で当たった、関西の知り合いのバトラーとのバトルですね。「獄契約」のミラーマッチだったのですが、お互いデッキが5枚ぐらいになるひっ迫した展開で、最後の最後に《四魔卿を統べる者ゴッド・ジャバド》でデッキを削り切って勝利しました。限られた制限時間のなかで、デッキアウトだったりライフを詰めたりと、さまざまな戦略を考えなければならない良いバトルだったと思います。

―本日のMVPカードは?
《四魔卿を統べる者ゴッド・ジャバド》はもちろんですが、決勝戦のここぞというタイミングで出せた《EVANGELION Mark.06 -カシウスの槍》も挙げたいですね。そこから相手に《零ノ障壁》などの防御札がなければ押し込める展開になり、無理やりに攻めて勝利することができました。

―本大会の環境を振り返った印象をお聞かせください。
現環境はとにかく「対面知識」だと思っています。いかに相手のデッキを知っているか、というのが勝率に直結するため、デッキを問わず勝てるのがいいところですね。流石に全てのデッキに勝ち目があるとは言えませんが、1つのデッキが強くても、そのデッキに対抗できるデッキがたくさんあるので環境がうまく循環していると思います。

―『契約編:界 第4章 界導』や『契約編:真』の期待するポイントや、組んでみたいデッキがあれば教えてください。
『界導』で期待しているのは《超契約煌臨》を持つ《砕星造神レーヴ・ダイダロス》が加わる「造契約」デッキです。デッキとライフを両方攻めていけるスタイルは「獄契約」デッキの《四魔卿を統べる者ゴッド・ジャバド》にも通ずるところがあるので試してみたいですね。『契約編:真』も創界神ネクサスが好きで、今でも「イザイザ」デッキや「WBS」デッキをよく使っているので、最初から契約創界神が手札に入ってくれるというのはすごく強そうで楽しみです! 特に「イザイザ」デッキはどの環境でも戦えるポテンシャルを持っているので《創界神イザナギ&イザナミ》が契約創界神になったらいいなと今から期待しています!

―ホームにしているショップはありますか?
「トレーディングカードSHOPマスティー」です。家が近所というのもあるんですが、お店に集まるバトラーのレベルもかなり高いと思っています。「トーナメントセンターバトロコsatellite静岡駅前」もよく利用していますね。

―日本決勝大会への意気込みをひとこと!
がんばりたいです! 勝ちます!

 

本大会の優勝者を含め、日本決勝に進出した64名のバトラーは、2月11日(日)に開催される「バトスピチャンピオンシップ2023 日本決勝」にて日本一の座をかけた決戦へと臨みます。さらに、日本決勝の上位22名は3月2日(土)・3日(日)に幕張メッセで開催されるバンダイカードゲームの総合イベント「BANDAI CARD GAMES Fest23-24 World Tour FINAL in JAPAN」で実施されるアジア決勝にも進出します!
世界に名を轟かせるバトラーは誰になるのか、商品展開とあわせて今後の熱戦にも期待しておきましょう!

 

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